数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

中間テスト・模試に臨むにあたって!!

2017年05月15日 | 日記

新学年が始まって、最初の中間テスト・模試の時期に入ってきている。

 

新学年の行事も終わって、授業のスピードも速くなって、かなり集中していないとあっという間に

次の説明が始まってしまう。

 

 

ここで、一番困るのは自分の解答の正解・不正解にこだわる生徒だ。

 

特に「数学」が「得意」だと思っている生徒に多いのだが、正解であれば

解説を聞くより次の問題を解き、不正解のときも解説を聞かずに自分で解き直そうとする。

 

その姿勢は評価するが

最も大切なことは、解説を聞いて、しっかり問題の意図を理解し、他の問題でも応用できる

力を付けることだ。

 

 

もう一つ、気になることがある

 

それは図やグラフを描くのが下手な生徒が増えていることだ

 

図やグラフを正確に描くのは、問題を解く際に「思考の助け」になるから重要だ!

 

大学入試では、問題に図やグラフが書いてあることはまずない。中間テスト・模試でも同じだ。

 

しっかり問題文を読んで、自分で「ヴィジュアル化」していく時に

図やグラフが「それらしく」描けないと、逆に思考の邪魔になる。

 

 

 

大きく解り易い図を書いて、本来交わるべき円と直線をしっかり見つけ

中間テスト・模試に臨んでもらいたい!!

 

繰り返しになるが

正解・不正解も重要だが、「応用につながる思考力」をつけることのほうがもっと重要

 

僕の言いたいことはこのブログで伝えたので、しっかり実践してくれるよう指導を続けていきます!

 

 

 

 

                  受験数学研究会

                    代表 大橋克利(おおはし かつとし)


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