数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

2012年合格実績!

2012年11月04日 | 日記
2012年の合格実績です。

三重大学医学部 刈谷北高校 東海中学2名の計4人の生徒が第一志望に合格した。
家庭教師を長くやっていて、国立大学医学部の合格は初めてだったので嬉しかった。

R・I君(個人情報のためイニシャルです。)のお父さんから家庭教師として国立大学の医学部をめざしているので、
指導して欲しいと依頼があったのは、去年の11月だった。

まず保護者と本人に会ってあと3か月強、どのような目標(1か月ごとの短期目標・センター試験の得点目標 2次試験得点目標)
の3つを柱にして、指導していきました。

教科は当然数学 11月の時点でマーク模試は85点くらいはとれていたので、まずセンター数学でⅠA・ⅡB合計200点満点
とれるような
プランを立てて、勉強してもらいました。

センター試験の数学の自己採点は190点  
国立大医学部を第一志望とする彼としてはやや不満の残る結果だった。
数学より国語が170点でこれが、痛かった。

さすがにセンターの自己採点が終わった時は落ち込んでいたけど、2次試験まで日数がないので、
名大医学部を諦めて、三重大医学部に志望校を変更して、過去5年の三重大医学部の2次試験の問題と傾向と対策を立て
類題を絞りこんで、集中して勉強してもらった。結果は見事合格。本当に保護者様とR.I君には大橋を信じて勉強してもらって
感謝しているし、合格できて本当によかった。

しかし合格するまで、順風満帆だったかといえば、そうではなかった。
センターから2次試験までの気持ちと問題の切り替えが難しかった。(これは毎年そうなんだけど)

2011年の国立大学入試問題と過去3年の私立大医学部の問題をすべて調べて、優先順位をつけて、ピックアップするのには
時間とエネルギーがかなり必要だったし、実際出題される問題を予想して、(逆に出題されない問題を切っていく作業)はプレシャーも
大きく大変だった。

しかし、合格 この二文字ですべて報われました。

この過程で強烈に思ったことは、三重大医学部の入試問題、かなり出題分野に顕著な傾向があることがわかったということ。
今まで名大の入試問題を中心にみてていただけに、大学のよって2次試験の問題は違うことをあらためて痛感しました。
中学受験も大学受験も浅く広くでは、100%合格できないから、問題の絞り込みを精度高めてやってください。

受験生のみんな、あとセンターまで2か月強。もうスパートかける時期だから、エンジン全開で後悔ないように頑張ろう!
中学受験の小学生のみんなも、スパートの時期だからエンジン全開で頑張ろう!

また、ブログ書くからね。

                     大橋