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週刊少年サンデー 感想

2014-04-23 23:09:43 | サンデー
週刊少年サンデー 2014年21号 感想


クロノ・モノクローム



「このクソ虫が。」

 タークの意外過ぎる人前初セリフに吹いた。
 あのとき限りの一発ネタかと思ったら、まさかここで使うとは。


 ターククロムの怒りは、モーツァルトに昔の自分を重ね合わせていたからだったんだね。



 確かに、「音楽をやめる」という自分の選択は正しいのだと言うモーツァルトは、



 自分に嘘を吐いて、「勉強が最善の一手」だと言っていた頃の黒六に似ているのかも。



 心音により、モーツァルトはタークの中にいるのが黒六だと気付く。

 そして、



「タークの心音… 似てると思っていた… この場にいない事と合わせても――…
 クロ!! その中タークにいるのは君なのか!?
 だけど――… だけど君は――」



「誰だ……!!?」

 更にモーツァルトが「黒六の中」にいる何者かに気付き、心中でこう問い掛けたところで次回に続く。
 なお、今回のサブタイトルは「クロムノナカ」。

 対局後、タークの秘密を知ったモーツァルトが、黒六の理解者になってくれると嬉しいな。
 似た者同士だからなのか、二人は馬が合うみたいだし。




氷球姫×常盤木監督の過剰な愛情



 成程ね。
 あおいさんを狙い続けたのは、鬼灯さんを誘き寄せるためだったのか。
 付け入るスキがあったのは、あおいさんではなく、鬼灯さんの方だったというのは面白い。
 あおいさんを助けるつもりが、逆に泣かせる結果になっちゃったんだから、鬼灯さんも辛いね。


 狂ったプランを練り直すため、選手たちに1分間持ち堪えて欲しいと告げる主人公。
 しかし、ラヴロワ監督は間髪を入れず、ここでイーラを投入して来た。
 主人公にとっては、自分の秘密兵器は通じず、逆に敵の秘密兵器に苦しめられる皮肉な展開になりそうだね。



 イーラは本名をイリーナ・トルスタヤといい、ロシアからの留学生らしい。
 個人的に、ロシア人は肌の白いイメージがあったので、イーラがロシア人だというのは意外だ。

 チームメイトの神音に毛嫌いされるイーラというのは、果たしてどんな選手なのか?
 そして、主人公は本当に1分間で打開策を見出だせるのか?

 この試合は十中八九負けるんだろうけど、それがどんな形になるか分からないので、続きが楽しみ。




史上最強の弟子ケンイチ

 まだ戦い続けていた、長老と八煌断罪刃頭領・世戯煌臥之助。

 その死闘の最後の最後で、



 あのとき見逃した子狐の親が長老を救うなんてベタ過ぎだろ。

 『…が』 『そのベタさ』 『嫌いじゃあないぜ』

 長老は、隙の生まれた煌臥之助に一撃を加えて島から脱出。
 そのまま海を走って、梁山泊の加勢に向かう様だ。




マギ

 前回予告されていたとおり、今回は特別編「ダビデの預言書」。



 開いた瞬間、某『レベルE』のバカ王子の日記を思い出してしまった。
 特別編といってもフツーの漫画だと思い込んでいたので驚いたじぇ。

 日記の内容からすると、ダビデはイラーと同様、フツーの人間とは階層が異なる存在みたいだね。
 実際、ダビデは時空を超えてアラジンたちを認識したり、イラーと意思疎通したり出来るみたいだし。




神のみぞ知るセカイ

 最終回。
 大団円だけど、特に新しい情報はなかったな。

 結局、エルシィがラスボスだというのは、最後にエルシィの好感度チェックがあったという意味で良いのかな?
 ギャルゲーで喩えるなら、攻略対象の女の子の好感度ばかり上げて協力者バディーのエルシィを疎かにしていると、最後の最後でエルシィの好感度が足りずにバッドエンドに直行してしまうというか。
 さおりんを攻略したいからって瑠璃子さんに話を合わせないでいると後でハサミが待っているというか。

 でも、エルシィがどういう存在だったのかは、イマイチよく分からないな。
 まぁ、僕が細かい設定を忘れてしまっているせいもあるんだろうけど。

 分からないといえば、エルシィの姉・リミュエルもよく分からない。
 リミュエルがエルシィを攻撃した理由とか、作中で説明されてたっけ?




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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-04-24 18:27:39
でもあの狐って長老が食おうとして見逃しただけで臥之助は何もしてないんだから
むしろ長老に噛み付いた方が妥当なんじゃと思ったw
これが臥之助が食おうとした狐を長老が助けたとかなら納得したけど
返信する
大量破壊兵器が妹に (通りすがり)
2014-04-25 08:37:04
>結局、エルシィがラスボスだというのは、
>最後にエルシィの好感度チェックがあったという意味で良いのかな?
>エルシィがどういう存在だったのかは、イマイチよく分からないな
>まぁ、僕が細かい設定を忘れてしまっているせいもあるんだろうけど
>分からないといえば、エルシィの姉・リミュエルもよく分からない。
>リミュエルがエルシィを攻撃した理由とか、作中で説明されてたっけ?

一応つたないながら解説しますね
「エルシィがラスボス」はギャルゲ的な意味ではなくシリアスバトル面でいうラスボスです

神のみの根底には「ありし日の悪魔らしい殺伐とした地獄」を取り戻したい旧悪魔と
「現在の平和ボケした明るい地獄」を維持したい新悪魔の対立があります
後者と、後者に味方する天界の女神を倒すために
旧悪魔は太古の大量破壊生物兵器=ルシファー=エルシィを召還しようと画策していました
前回の話でエルシィが「悪い人が何度も私を起こす」と言っていたのは
何度も召還されては破壊活動を繰り返した兵器としての記憶です
ドクロウ室長は旧悪魔の不穏な動きを察知していたので
生物兵器を悪用させないため「エルシィ」という一人の悪魔の姿に転生させて隠しました
エルシィ自身にも「両親を戦乱でなくした」という嘘の記憶を与えて…

>リミュエルがエルシィを攻撃した理由
そもそも両親が死んだ云々が嘘なのだから
エルシィがリミュエルの父が運営する孤児院で育ったという記憶も
作られたものなのかもしれません
リミュエルがエルシィを知らないなら突然親しげにされてもわけがわからないでしょうし
邪悪な兵器としての気配を察したというのもあるかも?

エルシィは旧悪魔に今回召還されかけたことで
本来の兵器としての自覚を取り戻しました(=私ラスボスだった)
しかしエルシィは桂馬たちとの日常で「この世界が大好き」というあたたかい心を手に入れていたので
世界を破壊する道ではなく(原理はよくわかりませんが)人間として再度転生する道を選びました

室長がルシファーをエルシィを転生させた理由は
隠すことだけではなく破壊兵器にやさしい心を学ばせる意味もあったのではないかと
エルシィの幼い子供のような言動も(消防車(笑))世界をあまりに知らなかったことも
今考えると納得がいきます
孤児院で育った記憶が作られたものなら、エルシィとして過ごした時間は見た目より短いことになりますし
返信する
Unknown (Unknown)
2014-04-25 14:18:41
神のみ
一話読んだときはまたサンデーのご乱心かと思ったもんだけど
終わってみればいい作品だったなぁ
まさかあんな設定で何度もほっこりさせられるとは
返信する

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