毎日絵日記【但し、飲酒日はこの限りではない】

新春★映画三昧

お正月はまだまだ終わりません!

3日は「ファンタスティック・ビースト」を
両親と観に行きました。



ハリーポッターを観ていないので
わからないところも少しはあったけど

同じくハリーポッターを観ていない両親も
笑ったり最後は泣いたり

出てくる人たちもみんな良いし
良い映画だった~
良い正月だった~!と
父も感激。



大迫力だし楽しいし
魔法動物も含め
登場人物みんなが愛らしく
楽しい映画でした。

★★★★☆



そして

4日は
ひとりで
「この世界の片隅で」を観に行きました。


もう、最初から大号泣。

絵が素晴らしくて
スケッチの絵が動き出しているような
淡くて美しくて滑らかな映像に
優しいセリフに優しい音楽、
風の音も虫や鳥のさえずりも
登場人物の表情も声も
全てが美しくて
もう泣けちゃって泣けちゃって。

たぶん

最初の涙は
映画の美しさへの感動で

その後の涙は
映画に引き込まれたうえでの

日本はこんな国だったんだ、
こんな人達が暮らしていたんだっていう
発見や衝撃、そして尊敬で

戦時下で
淡々と過ぎる物語の中に
淡々とした戦争ならではと言っていいのか、
今の日本では普通ではない出来事が
日常のように描かれ
その中での団らんや繋がりが
当たり前のように散りばめられていて

現代と違い過ぎて

みんな当たり前のように
明るく一生懸命に生きていて
その人間らしさ、たくましさ、
苦しさ、それでも生きている
そんな言葉や振る舞いの全てが
ズシンとくる

なんで私は
こんなに
幸せに無神経になっちゃってるんだろう?

自分の未熟さや不安や申し訳なさや
何だかわからないけど涙。



戦時中の広島が舞台なのだけど

広島で生まれ育った祖母も
主人公のすずさんと同じように
軍艦が浮かぶ瀬戸内海の風景を見ていたのかな、
なんて思ったら
ますます泣けちゃって。



涙があごで一筋になって

私の胸の谷間に
ささやかに涙の小川が流れました。



人生を丁寧に大切に生きている
普通の人達がなんで
こんなにつらい思いをしなきゃいけないのか。
悲しくつらい、でも生きていく、
希望があるのかもわからない、

でも、そこには生活があり、人がいて、生きていく。

そんな映画なのかな。
なんて、書きながらも泣けちゃいます。

みんな、普通でとっても良い。
その普通が愛おしい。
う~ん、うまく感想が書けない・・・。

新年の決意として、
すずさんのように私も丁寧に生きよう。
この映画の絵のように
絵も丁寧に絵を描こう、と思ったのでした。

★★★★★★★★★★

☆5つじゃ足りない。
最高に素晴らしい映画です。

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