この日も店頭にはコロナ対策万全の
力強い字で書かれた貼り紙があり
自分にも他人にもめちゃくちゃ厳しいファイトスタイルだった選手らしいです。
持参したマスクして入店したのは午後7時半。
入ってすぐあるアルコールで手を除菌してから
食券を買おうとしたら
厨房から
まずはアルコール除菌お願いします！
と選手の声が。
アルコールしたんだけど、
再びアルコールして
アルコールでビショビショの手で
生ビールと唐揚げの食券を
奥様と思われるホールの女性に渡したところ
あの、、、ラーメンは？
うちはラーメン屋なもので、、、
ラーメンが大盛りしかなくて
前回はビールを飲まず
ラーメンだけ食べたのだけど
このお店のもう一つの名物である唐揚げも食べたくて
そして
GWのこの日はビール飲んで
プロレス好きだった頃の哀愁に浸る計画だったこともあったので
すみません、
ラーメンまでいけるか
お腹の自信がなくて、と言ったら
じゃあ唐揚げやめてラーメンにしたらどうですか。
うちはラーメン屋なので。
ビールもやめておきますか？
ラーメンが美味しいことは知っているので
あきらめて唐揚げをラーメンに変更して
先にきたビールを飲みながら
あゝ唐揚げ食べたかったな、、、
そしてラーメンが来て
食べながら
唐揚げ、いけるか？
いけるんじゃないか？
いけるよね？
いっちゃうか？
いくしかないんじゃないか？
ということで
唐揚げとビールの食券を追加購入。
揚げるから時間がかかります、という奥様の声を聞いて
厨房で立ち上がる選手の気配を感じ
絶対に残せないと身震いしました。
いや〜、キツい！！
ゴールデンウィーク中盤の夕刻
プロレスラーが作る大盛りラーメンと唐揚げに一般中年女が挑む。
最後の方はビールの炭酸に
胃袋を広げてくれと願いながら
完食、ビールもスープも完飲。
退場する際は
厨房に聞こえるように
大きな声で
ご馳走さまです！！
ありがとうございました！！
美味しかったです！！
と叫びました。
いや〜、キツい。
好きだったプロレスラーが作る料理を食べることができるなんて
最高に幸せなことなんだけど
幸せよりもキツい。
幸せよりもキツい。
