毎日が日曜日
型屋2110 那須恵子です。
先日名古屋の某所にて、凛九の活動に多大なご支援(主にプロモ動画制作)をいただいた企業の御方々に、改めてお礼をお伝えする場を頂くことができました!😄
🎉【凛九PV】
🎉【メンバーそれぞれ】
コロナの為、昨年夏から延ばし延ばしになっていた今回の場には
2023年初凛九の集合ということもあって、
着物を久しぶりに着て行くことにしました☺
👘👘👘
伊勢型紙は着物を支える染色道具
といいながら
恥ずかしながら私自身があまりファッションに興味がないせいで、なかなか自分で着物を着る機会がありません😅
着物自体は大好きなんです。
他人が着てるものを見るのも好きだし
こここ、これは....!!!!!
というすごいもの(特に小紋染め)を見ると動悸息切れに加え落涙します。
きっと愛でるのが好きなタイプで、自分が着て満足するタイプではないのだと
...思います(言い訳かもしれませんが)
さて
実に今回の着物でのお出かけは約3年ぶり。
2019年の晩秋🍁に開催した
徳川美術館での凛九による展示会
「工芸で読む源氏物語〜花九つ凛と光りて〜」
の講演会を行った際、ドレスコードを着物にして皆で登壇したのが最後でした。
浴衣なら昨夏🌻着たのですが....
今写真を見ると振り返ってはいけない惨事になってます。
ちなみにその悲惨な着姿で地域のニュースや新聞に載ってしまいました....恥の拡散...。
浴衣さえ着方が怪しい私ですが😤
これでも着物の着装は鈴鹿の市民講座に2年間通い、先生に教えてもらいました。
(桝井先生その節はありがとうございました!)
しかしそれも今は遥か昔のこと...。
薄っすらと染み込んだ手順やコツは
この10年であらかた忘れ去り🍃
今日の私があります。
↑なぜか誇らしげ
(先生に あ や ま れ )
3年ぶりの着物。
着物を着るにはお裁縫がある程度必要なのは少しでも着物を自分で着たことがある人はご存知の通りですよね。
今回は久しぶりすぎて紛失した物もあったりで、
・YouTube先生に習い、着物の下に着る襦袢に、半衿を縫い付ける
・ぼんやりした記憶を元に補正用タオルを繋いでみる
・年季の入った頂き物の着物のほつれやスナップボタンを縫い付け直す
なんだかんだと針仕事が....
普段なら気鬱でしかないお裁縫でしたが、着物が久しぶりすぎてちょっと楽しかったです😄
出発前日までにひと通り、本も見ながら手順を振り返り、練習もしてみましたが、
まーーー案の定
忘れてる忘れてる。
そして普段全く体を動かさないため、背中で帯の中身を必死に整えてる間に腕に限界が来て、
途中で何度か脱力。休憩。
いやー
大和撫子は一日にしてならず。
筋力も必須ですね💪💨
準備はちょっと大変ですが、もちろん楽しい事もたくさん😍😍
手持ちの着物や帯、羽織を床に並べ、
アレコレ組み合わせを考えるのも楽しい時間です。(着るのが自分でなければもっと良いのですが)
今回はブルー系の織柄の着物に合わせ、田村有紀さんのブルーの七宝の帯留めを付けてみました✨
和装コーディネートの中に凛九メンバーの作品を取り入れられるのは伝統工芸職人グループならではの楽しみです😍
待ち合わせ場所に着くと、根付職人の明日香さんは
私の小紋染めの半衿を↓
凛九をディレクションしてくださっているデザイナーの柳さんは彩さんの有松鳴海絞りの肩掛けを↓
それぞれ和装のコーデに加えてくれていました✨
嬉しいものですね!
しかもそれぞれよく似合ってる!
※メガネ黒髪が那須
久しぶりの着物でバッチリ決めた!とは言い難いですが、大切な相手にきちんと感謝を伝えたいという気合いは伝わったのではないかと思っています☺
そもそもは『自分の型紙で染めた作品を自分で着れるようになりたい!』と思って始めた着物の着装。
型紙修行と同じで、何度も繰り返しやらなければ上達しないなあと実感しました。(あと、すぐ忘れる)
ユー◯ャンみたく、何かが上達していくのって楽しいですよね。
今のところ復帰時のレベルが低過ぎて、練習のたびに少しずつ進歩してる気がします😳
かなりの上昇曲線。
このペースで上達し続けると2〜3年後には師範になれそうです😳✨
どうしよう😳😳😳✨✨
そんなアホなことはともかく😅
今回のお出かけを良いきっかけに、
今年はもっとお着物をたくさん着てあげられるといいな〜
もちろん自分の作品も!
そんな事を思った新春の出来事でした。
それでは今回はこの辺で〜(^o^)/
伊勢型紙彫師 那須恵子のブログ
「紙を彫る。紙で染める。」
本年も力まずボチボチやっていきますので、どうぞユルユルとお付き合い下さいませ🙇