プレス金型メーカー「株式会社ナカムラ」の最新情報

株式会社ナカムラはプレス金型設計製作の専門メーカーです。様々なプレス金型に対応して設計製作しております。

2014年 年末のご挨拶

2014年12月29日 | Weblog
こんにちは♪
弊社のある千葉県、外房は朝から冷え込みが厳しく、冬の冷たい雨が降っています(;一_一)

12/28(日)からお休みに入っていましたが、今日は今年やり残した仕事の整理をして
新年を迎えられるように段取りを確認しました。
2015年は、小さくても確実に前進できる1年にしたいと願っております(-。-)y-゜゜゜


天気予報では明日から空模様も回復へ向かい、大晦日から元日にかけて晴れそうです。
今年こそは元日、早起きでもして初日の出を拝みたいと考えています。

弊社、2015年の仕事始めは、 1月5日(月)~通常営業を開始いたします。
では皆様、よいお年を。また、2015年も宜しくお願いいたします。


夏季休業日のお知らせ

2014年08月08日 | Weblog
弊社のある千葉県は、連日の猛暑日で8月に入ってから雨も少なく、うだる様な暑さが続いています( -.-) =зフウー
夏場の仕事量の少なさにここ数年悩まされていましたが、今年は4月頃から多くの引き合いを頂いており、業種を問わずに少しずつではありますが、景況感も上向いているように感じます。
ただ、仕事の内容は難度が高く、計算通りに行かないことも多々あり納期に追われる日々です(-"-

今日も夏休み前の追い込みで、PRG型の成型ステージの見込みを削っています。
3回目の見込みですので、そこそこの面精度は次のトライで期待できそうです( -ω-)y─┛~~~~~
夏休み明けには部得が迫っていますので、マシニングからワイヤまた組立も頑張っています。
弊社は、8/13(水)~8/17(日)まで夏季休業日になります。 まだまだ続く暑い夏を乗り越えるため、リフレッシュして後半戦に臨みたいと思います(^-^)

8/18(月)より通常営業を実施いたしますので、宜しくお願いいたします。

2013年年末のご挨拶♪

2013年12月29日 | Weblog
こんにちは♪
昨日、2013年の営業を無事締めくくることができました。

今日は、2013年にやり残しのトライを休日返上で確認中です(^^ゞ

今年は、繁閑の差が大きく、営業活動には非常に苦労した1年でした。お客様の要望も難度を増して業界を問わず納期が短く、納期に追われる日々が多く続きました。
また、新しい仕事への挑戦も多い年で、新規のお客様からの引き合いも多かった1年でもあります。
お客様からの要望である、短納期、特急案件に応えてこれたのも社員一人一人の努力の成果であり、個々の連携が重要に感じた1年でもありました。
2013年の全社員の頑張りと、活躍に感謝いたします。


さて、(^。^)y-.。o○2013年も頑張って働いてくれた機械に和飾りを付けて、新年を迎える準備も済ませ2014年も前進できるよう願いながら、良い初夢が見れるよう鋭気を養うとします(^^♪

弊社の年末年始休業日は、本日29日から2014年1月5日までになります。
新年は、6日(月)から通常営業を開始致します。



最後になりましたが、特急案件にご協力頂いた、材料屋さん・焼き入れ屋さん・加工屋さん、本当にありがとうございました。また本年同様、来年も宜しくお願いします。


夏季休業日のおしらせ

2013年08月10日 | Weblog
8月も半ば暑い日が続いています。弊社のある千葉県東金市は35℃の猛暑日です(=_=)

夏は暑く、冬は寒い。季節がはっきりしている方が経済効果もあるようですが、ここまで暑いのも如何なものかと・・・

うだる様な暑さの中ですが、明日からは夏休みなので機械の掃除を普段より念入りに行い、休み明けの業務が滞りなく進むように整理整頓を実施中です!(^^)!
見積もり案件、新規の引き合いも頂いておりますので、今年後半に向けてスパート出来るよう休み中に鋭気を養っておきます。



弊社は明日、8/11(日)~8/18(日)まで夏季休業日とさせて頂きます。
8/19(月)より通常営業になりますので宜しくお願いします。

ドナ・ドナ・ド~ナ~。。。

2013年06月01日 | Weblog
こんにちは♪
久しぶりの更新です(^_^;)
トライプレス機の搬出です。
弊社のトライ用プレス機として、30年以上にわたり金型確認トライに活躍して来ましたが、ここ数年は新しいプレス機に、役割をバトンタッチして現役の第一線を退いていました。
定位置に置かれ、電源すら入らない状態のまま保管していました。

15トン以上の重量があり、天井クレーンでは移動することも出来ないので、如何してもプロの重量屋さんの力が必要でした。

以前から、プレス機の置かれていたスペースを有効に使いたく、搬出するタイミングを仕事の繁閑を見ながら調整していましたが、今日ようやく搬出することができました。

重量屋さんの手際良い、プロの技でカバーやメインギヤを解体してテキパキと大型トラックに積み込み搬出されて行きました。



型屋にとってのトライプレスは、完成した金型を微調整するための重要な設備です。
現在のトライは、数年前に導入した200トンWと以前からある60トンSをメインにトライ作業を進めています。今後は作業スペースの充実も実現でき作業効率もアップすると思います。

ただ、搬出が終わってひと段落(-。-)y-゜゜゜何か一抹の寂しさも感じます。



カムのお話し②

2013年02月07日 | Weblog
以前、夜な夜な、カムスライドメーカーのカタログをペラペラ流し読みしていたときに、見つけたカムです。

『ストローク60mmを、こんなにコンパクトにまとめました。』こんな、キャッチコピーが目に飛び込んできました。おぉ~これは使えるかも・・・(-。-)y-゜゜゜。

それから、数か月・・・。

フランジの付いたパネルに側面穴-カット-刻印等の仕事をする金型を受注しました。
さ~て、サクっと進めようと型構想に入ったのですが、フランジがなかなか厄介です。ワークセットのスペース確保が難しく、作業性が犠牲になりそうです。

そんなとき思い出したのが、某一流カムメーカーのカタログです。おもむろにカタログを開いてみて、ふむふむ。 今回の金型に使えますね~。でも金額の問題もあるので、商社さんに早速価格の問い合わせをしてみると、なかなかイイお値段です。
一瞬悩みましたが、納期も無いので自社であつらえるよりましかな・・・。ということで、設計に織り込み採用しました。



完成してみると、なかなかカッコいいです(^^♪。
当然、問題もなく、ポコポコ穴明けできます。

精度も良く、ノック穴追加の規格もあるので、金型の組み立ても楽ちんです。
ココのカムメーカーさんの物は、よく採用しますが、なかなか耐久性もあり、お客様からの評判も良いので、重宝しています。(まわし者ではありません(^^ゞ)

金型の設計製作には、当然ノウハウもあり、絶対的なキーポイントは社内で押さえておきますが、標準部品や購入できるパーツは、設計上採用できれば工期の短縮やトータルコストの軽減に役立ちます。 ただ、最近は難度が高く、納期もありません。おまけに型代も厳しいです(=_=)

プレス金型の設計は、悩ましいです(-。-)y-゜゜゜



カムのお話し

2013年02月05日 | Weblog
長いこと更新をさぼってしまいました(-。-)y-゜゜゜
今年こそは、まめに更新したいと思います♪

さて、今年の一発目は型屋らしくカムのお話でもしようと思います。
以前にも何度かカムは取り上げていますが、工場の中をぷらぷらネタ探しをしていたら、調整中の『カムピアス-ピアス-刻印』の複合金型R/Lがありましたので、ご紹介します。



写真のカムピアス型は、パネルが曲面で構成されるプレス部品に3方向から、ピアスや刻印を打つ、仕上げ工程の金型です。

パネルのスペックはt0.6mmのごく普通の一般材です。よって、抜き力は大したことないのですが、パネルの大きさが約400mmX250mm部分的な形状深さが50mm程度あり比較的かさばる大きさの代物です。

カムのスペックは下型固定スライド、ドライバ上型固定の傾斜タイプです。
実際の加工に要するストロークは、僅か数ミリで済みます。しかし、パネルが比較的大きいので、ワークセットのスペースや作業性を考慮すると、最低でも50mmくらいはカムが後退しないと仕事になりません(^^ゞ。

金型全体としては、引当機のダイハイトに制約があるので、構造はシンプルながら剛性を考慮してスクラップスペースを確保したり、横加重を受けるバックアップの配置等など、頭を使いました。写真はストローク途中なのでハンドリングの有効スペースは少なく見えますが、プレス機のオープン時はかなりのスペースを確保できました。

プレスしたワークは、基準ピンの厳しい検具に対しても良好で、ピッチ精度もバッチリです。
形状物に位置精度の高いピアスをあけるには、やはりカム複合型が有利ですね~♪

これなら、ワークセットも比較的しやすいし、ハンドリングロボットでも出来そうだな~・・・。とか考えてました。

ピアス型いろいろ

2012年04月03日 | Weblog
こんにちは。
久しぶりの更新です(^^ゞ

今日は、先日完成したピアス型のお話を少し。
ピアス型というと通常、軽作業のイメージが強いのですが、今回の課題はちょっと違いました。(-。-)y-゜゜゜
ただの四角い板に40X25の長穴2ヶ所をピアスするのですが、材質と板厚によって金型のスペックは大きく変わってきます。

↑の写真は、今回製作した金型でプレスした際にでるスクラップです。
製品の材質はSUS304、板厚10mmです。一番苦労した点は、抜き力の軽減です。
御覧の通り、プレス屋さんや型屋さんならすぐに分かると思いますが、スクラップは大きく変形して抜き力を分散しています。

通常弊社では製品の歪み等を考慮して、Rシャーや逆ルーフシャーにすることが多いです。しかし、今回の課題は・・・^_^;板厚の割にピアス穴の大きさが比較的小さくパンチの強度に心配が残ります。

そこで登場するのが、文字通り屋根の形をした『ルーフシャー』です。
職人さんによっては『船底』とか『山なり』とかいろいろな呼び方があるようですが、今回はあえてカッコよく『ルーフシャー』と呼びます(^^ゞ。

シャー角の一番の利点は、何と言ってもズバリ「抜き力の軽減」です。
平底パンチでプレスするよりシャー角をとる事によって、引当機のトン数を少なく押えられます。それによって、プレス時の騒音の軽減やブレークスルーの振動が軽減されるなどの利点が多くあります。

問題点としては、打ち抜きの際、曲げに近い力をワークが受けるので、板の反りや変形が比較的に出やすいことと、パンチ先端の再研磨の手間がかかることです。

ただ、最近では抜き力軽減よりも、騒音の問題からシャー角を付けることが多くなって来ました。弊社で製作する順送型等はかなりの割合でシャー角を付けてパンチを製作しています。

打ち抜き力が大きくなれば、当然ストリップ力も大きくなります。厚板の場合抜き力ばかりに目が行きますが、板の変形を押えて、パンチからワークをはがす、ストリップ力も非常に重要です。

今回のピアス型は、極端なルーフシャーに対抗して、上型に強力なガススプリングを内蔵して板押え兼ストリップ力を確保しています。(-。-)y-゜゜゜では、また。






はやいもので・・・

2012年01月21日 | Weblog
あけましておめでとうございます。
1月に入り、もう半ば過ぎになってしまいました(^^ゞ

お客様への挨拶回りもひと段落して、正月気分もすっかり抜けてきました。 

今年こそは実りのある年にしたいものです(-。-)y-゜゜゜。

さて今日は、金型に使うばねの話を少し・・・。
プレス型に使うバネは部品メーカーの標準品として様々な種類があります。
バネの仕事や用途に応じて選定するのですが、これがなかなか難しいのです。
たとえば、ブランク型やピアス型に使うパンチのストリッピング用のバネは、抜き周長を計算して加工材質等の抜き力を求めてから、ストローク量と使用回数等を加味して選定をします。この場合は、計算さえ間違えなければ、比較的簡単に決めることが出来ます。

問題なのは、順送型等で複数の工程があって上曲げ下曲げ混在の場合には頭を使います^_^;
ストリッパベンドする場合には、配置のバランスと強力なバネ力が必要になり、金型も大きくなる傾向になります。そんなときに打って付なのが、ガススプリングです。

最近では、種類も多くなり選定する機会もかなり増えてきました。
利点として、強力な力が出るのでコイルバネと置き換えた場合、本数を減らせるので金型の穴加工がかなりの割合で減らせます。

また、金型のサイズを小さくすることが出来るので、取り回しも楽になって来ます。

ただ、問題はお値段が・・・高い(T_T) 背に腹は代えられないので泣く泣く使う場合も多々あります。 

それはさておき、最近はハイテン材も440は当然、60kg、80kg、100kgなどなど、材料が硬~くなってきています。 これからはますますガススプリングの出番が多くなって来そうな予感です。(-。-)y-゜゜゜では、また。

2011年仕事納め

2011年12月29日 | Weblog

本日の大掃除で、2011年の弊社の営業は終了します(^^♪

今年製作して、すでに役目を終えた試作型や形状確認用の仮型をトラックに積み込み倉庫に移動して、来年の新しい仕事がいつでも受け入れられるようにスペースを確保します(^^ゞ

頑張って働いてくれた工作機械君達ををみんなで、ピカピカ磨き上げて新年を迎える準備は着々と進んでいます・・・(-。-)y-゜゜゜

今年は、まさしく激動の1年でした。3月11日の地震、10月の洪水、まだまだ現在進行形で、苦労されている方々もたくさんいます。 
そんな中弊社は、何とか1年を乗り切ることが出来たのも、お客様はもちろん、社員一人一人の努力に尽きると思います。

例年以上に今年は、短納期の案件が多く、通常で考えれば当然『むり!!』の言葉も出ますが、『どうしたら出来る?』から始まって、『希望納期に合わせるには?』どうすれば・・・最終的には、『納期の前倒しは?』 社員の一人一人が本当に分刻みの受け渡しをして、超特急の案件をこなしてくれたことに、深く感謝いたしますm(__)m。

1年を振り返って見ると、受注量の変化が非常に大きく、納期に振り回された感はありますが、それ以上に仕事に取り組む姿勢やモチベーションは得るものが大きかったように感じています。

来年は、飛躍の年にしたいところですが、堅実に今出来ることをコツコツと社員一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

最後になりましたが、特急案件にご協力頂いた、材料屋さん・焼き入れ屋さん・加工屋さん、本当にありがとうございました。また本年同様、来年も宜しくお願いします。

弊社の年末年始休業日は、12月30日から1月5日までお休みとさせて頂きます。 1月6日(金)より通常営業を開始致しますので、宜しくお願い致します。