最近出演したラジオなどで、「イタリアの片手袋写真家からメールが来た」という話をさせて頂いたのですが、ブログではまだ詳しく書いていなかったと思います。
メールをくれたのは、イタリア人のソフィアさん。彼女は昨年末にメールをくれました。ひょんなことから僕の活動を知って驚いたそうです。というのもソフィアさんもイタリアで片手袋写真を撮っていたからです。
彼女のブログを見ると、ヨーロッパの各地にいる友人たちも片手袋写真を撮って投稿しているようです。
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いや~、彼女も驚いたでしょうけど、僕も当然驚きましたよ。お陰さまで徐々に片手袋研究も広まってきた、と思っていたらいきなり海を飛び越えてしまったんですから!
ヨーロッパの片手袋を見る時、最初はヨーロッパならではの片手袋を期待していたんですね。ところが、背景の建築の違いなどはあれど、片手袋の現れ方には良くも悪くも日本と違いがあまりありませんでした。放置型も、介入型も存在しています。
以前当ブログにも書きましたが、片手袋って本当にこちらの期待や思い込みをあっさり裏切ってくれるんですよね。でも、それこそが長年やっていても飽きない理由なんです。
片手袋には日本でもイタリアでも違いはない。しかし僕はがっかりするどころか、むしろ嬉しくなりました。「そうか、世界中で人々は片手袋を落とし、片手袋を拾っているのだな」と。つまり、少なくとも片手袋に関しては世界は繋がる事が出来る、と。
勿論「放置型と介入型の比率」や「発生しやすい状況」などは、日本と比べて細かい違いがあるかもしれません。しかし、何となく日本とそんなに違わないかな?とも思います。というのも、2013年に神戸で展示をしたとき、色んな国の方が見てくれましたが、片手袋の写真を見て意味が分からない、という方はいなかったのです。
ともかく、どうやら世界中に片手袋は存在しているようです。そして、それを記録している人たちも…。世界中の片手袋好きと写真を持ちより、お互いの国の細かい違いについてワイワイ盛り上がる。「世界片手袋サミット」。…死ぬまでに実現出来たらな~。
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