
この世の何処かに象の墓場があり、死期を悟った象は自らそこへ赴きひっそりと死ぬ、とか、猫は死を悟るとひっそりと飼い主の前から姿を消し静かに死んでいく、とか言いますけど。
真偽はともかく、僕は少なくとも軍手の墓場の存在は知っています。
神聖な場所ですが、今日は特別に写真だけ皆様に披露します。具体的な場所はどうかご勘弁を!
死期を迎えた軍手達が大量に集まっています。この中には揃いの軍手も片手袋も、どちらもある筈です。
しかし、彼らはそんな事はもう気にしていません。ただただひっそりと、短い人生の間に掴んだ物達に思いを馳せるだけです。
あなたはこんな顔で死ねますか?(©地獄甲子園)