語りつぐ沖縄平和の会

沖縄でガマや基地の案内をしています。
一緒に平和を考えませんか。

埼玉合唱団の皆さん、感動ありがとう!!

2012年03月24日 | 平和への思い
会員のみなさんこんばんは
昨日から今日まで、埼玉合唱団のみなさんを平和ガイドとして案内しました。
実は、埼玉合唱団の担当者がこのブログを見て下さり、私たちに平和ガイドを依頼してくれたのです。
昨日は辺野古座り込みへの応援として名護まで行き、歌声の交流を行うことができました。座り込みの方々の代表として安次富さんが案内して下さり、楽しい学習と交流ができました。
今日は、南部戦跡を中心にめぐり、私にとっても有意義な一日でした。
みなさんの美しい歌声、平和へのメッセージは私の心に深く伝わり・・・実は私は、感動で涙をこらえるのが大変でした。
私たち語りつぐ会は、しっかりと沖縄戦の実相を語り伝え続けます。みなさんは歌で平和のメッセージをしっかり伝えて行っくださいね。
またご縁がありましたら、語りつぐ会を次回もご利用して下さい。
埼玉合唱団のみなさん 本当にありがとうございました。

和光地蔵尊の設置過程の真実

2012年03月23日 | 平和への思い


写真は左から 糸満(ヒムカイの塔向かい) 那覇(旭が丘公園内) 浦添(浦添城址内) の和光地蔵尊



「和光地蔵尊」は1952年、大阪四天王寺の出口常順管長(当時)が、沖縄戦の戦没者を供養しようと建立しました。

 一つは、中部の激戦地浦添市に、一つは南部の激戦地糸満に、そして、那覇市の旭ヶ丘公園には、海に眠る多くの御霊を供養するために建立されました。

 糸満市の和光地蔵尊は、私有地にあるため誰も管理する人がいなくて、沖縄バス労組の元組合員である 山城さんが、私費を投じて、土地を購入し管理しています。「この地に、なぜ地蔵尊があるのかを考えることにより、平和のことを考えるきっかけにしたい」との思いからでした。

 その山城さんが、和光地蔵尊の設立過程を調べる中で、1952年の大阪市天王寺の印刷物の中に、設立過程を示す記述があることを発見しました。
本村事務局次長が、コピーを見せながら、それを熱く語ったのですが、もともと、地蔵尊を慰霊のために沖縄に寄贈したいと館長が申し入れをしたときに、三和村(合併前の糸満市の一部)、那覇市、浦添村(現在の浦添市)が寄贈を受けたとかかれていました。

 ということは、地蔵尊の現在の持ち主は、それぞれ、糸満市、那覇市、浦添市ということになり、それぞれの地蔵尊を、各自治体は適切に管理する義務があるということになります。

 那覇市の旭ヶ丘公園にある地蔵尊は、ただ、黙って海に沈んだ御霊を祈り続けています。

会員の皆様へ、「4/1春のバスツアー」のお知らせ

2012年03月18日 | お知らせ
 「語りつぐ沖縄平和の会」の会員の皆様にお知らせです。

 春の親子平和学習バスツアー(仮称) 主催 那覇市職労、語りつぐ沖縄平和の会

 日  時 2012年4月1日(日)8:30 集合 9:00出発 17:00頃終了
 集合場所 那覇市役所仮庁舎駐車場
     (那覇市おもろまち、りうぼう楽市近く、おもろまちメディカルセンター隣)
 参加費  千円予定(チャーターバス)

 コース予定 9:00出発 → 9:15第32軍司令部壕跡とその周辺の戦跡
       → 10:15車窓から南部戦跡説明 →11:00 轟の壕(糸満市伊敷)

       「轟の壕」ガマ内部コース   
        ガマの中にはいって、暗闇体験などを行います。

       「轟の壕」ガマ入口までのコース
        小さい子供は、ガマの中は、危険です。足の弱い人も入らないほうが良いです。
        ガマの入り口で、説明と、本村・平良のお笑いショーを披露?

       12:00 昼食(平和ガイド御用達「優美堂」、新垣事務局長が良いものを安く手配します)

       →13:15 糸満和光地蔵(沖縄バス労組OBが管理しています)
       →13:30 荒崎海岸(ひめゆり終焉の地)  →15:00 平和の礎(自由行動あり)
       →16:30 那覇に向け出発  17:15 那覇到着 お疲れ様でした。     


 那覇市職労とタイアップ企画です。

 いま、説明版で問題になっている「第32軍司令部壕」や、復習の意味でコースを考えました。
 見どころは、一つ一つお知らせしていきます。

 バス1台、40名定員にしたいと思います。
 語りつぐ会で20人、那覇市職労で20人の予定です。
 事務局の3人は、那覇市職労の組合員でもありますので、どちらにカウントするか、調整は楽です。

 春休みでもありますので、親子で平和学習する機会としました。
 もちろん、友人を誘ってもOKです。

 事務局長にお願いです。定員を超えたら、同じ値段で、ロングにできるように調整しておいてくださいね。

 

県による「慰安婦」「住民虐殺」記述削除についての緊急学習会(報告)

2012年03月17日 | 報告
 県による「慰安婦」「住民虐殺」記述削除についての緊急学習会


● 日 時 3月17日(土) 午後6時~8時30分

● 場 所 教育福祉会館3階ホール(興南高校隣り)


主催:語りつぐ沖縄平和の会、他平和ガイド団体多数、青春を語る会、沖教組、高教組

1 講 演 ・・・ 沖縄戦研究者による史実から見た「慰安婦」「住民虐殺」問題について

           講師:大城 将保さん(県史編集委員・元県立博物館長)

2 報 告 ・・・ 第32軍司令部壕説明板検討委員会委員による経過説明等

           報告者:新城 俊昭さん(説明板設置検討委員・沖縄大学客員教授) 

3 証 言 ・・・ 司令部壕にいた元学徒兵の証言

           証言者:渡久山 朝章さん(元鉄血勤皇師範隊)



 緊急の集会にも関わらず、250名以上もの参加者で会場があふれていました。

 「語りつぐ沖縄平和の会」は、主催者団体に名前を連ねるとともに、下地会長が代表世話人の一人に就任、
事務局長の 新垣文代さんが、今回の司会を務めました。

 18:00に始まった集会は、時間どおり20:30に団結ガンバローで終わりました。

 稲嶺県政のときに起こった、平和祈念資料館の展示物改ざんのときには、県民大会なども開かれました。

 沖縄県の3月定例議会は、識名トンネル不適切契約問題で県当局原案と野党会派の修正案が新聞紙上を
にぎわせましたが、第32軍司令部壕の説明版改ざん問題の追及は、弱かったと思います。

 私も、行政マンの一員ですが、行政が設置した検討委員会の答申を、勝手に行政が変更することはありえ
ません。県知事の政治判断が働いたと思います。

 政治問題である、案件を動かすためにも、県民運動を作り上げるかもしれません。

「八重山の歴史教科書問題」、「第32軍司令部壕説明版問題」と歴史修正主義の運動に負けることなく
強力な運動を作り上げることが必要です。

 語りつぐ会も、微力ながら、頑張りたいと思います。   (まさし)

3/17県による「慰安婦」「住民虐殺」記述削除についての緊急学習会(第32軍司令部壕説明版問題)

2012年03月15日 | お知らせ
 県による「慰安婦」「住民虐殺」記述削除についての緊急学習会


1 講 演 ・・・ 沖縄戦研究者による史実から見た「慰安婦」「住民虐殺」問題について

           講師:大城 将保さん(県史編集委員・元県立博物館長)

2 報 告 ・・・ 第32軍司令部壕説明板検討委員会委員による経過説明等

           報告者:新城 俊昭さん(説明板設置検討委員・沖縄大学客員教授) 

3 証 言 ・・・ 司令部壕にいた元学徒兵の証言

           証言者:渡久山 朝章さん(元鉄血勤皇師範隊)

4 集会アピール

● 日 時 3月17日(土) 午後6時~8時30分

● 場 所 教育福祉会館3階ホール(興南高校隣り)

主催:平和ガイド団体多数、青春を語る会、沖教組、高教組



 第32軍司令部壕(旧日本陸軍守備隊)は、首里城の下を掘りぬいた、陣地壕であり、第32軍司令部が置かれました。
 首里城は、沖縄の歴史と文化の象徴であり、現在は、首里城は復元され、首里城公園として多くの観光客で賑わっています。
 その首里城公園の近くの、首里城と弁財天の間にあり、私たち「語りつぐ会」も戦跡の一つとして、案内しています。

 沖縄の歴史と文化の中心に、人工の壕を掘り、司令部を置くことを、例えるなら、東京の皇居の下に戦争用の壕をつくるようなものです。 
如何に日本軍が沖縄の歴史と文化を踏みにじっていたかを、如実に表しています。

 その第32軍司令部壕跡には、戦跡の説明板がなかったのですが、それを沖縄県が作成するにあたり、文案をまとめた同壕説明板設置検討
委員会(委員長・池田榮史琉大教授)が要望している文言を否定し、沖縄県知事の判断で、設置予定の説明板文案から「慰安婦」「日本軍に
よる住民虐殺」の文言削除を決めました。

 仲井真知事は、代表質問で「初めて説明板を置くにあたり、慰安婦の話だとか、虐殺が壕の中ないし周辺であったかどうかで、証言が二つ
違うものがある中で、県が責任を持たなければならない。(慰安婦と住民虐殺)その文言を入れるというのは、わたしは適切ではないと思っ
ている」と述べました。

 日本軍を英雄として取扱い、戦前の日本に回帰したい皆様は、日本軍が住民虐殺をしていない、壕の中に慰安婦もいなかったということに
したいようです。
 物的証拠がない中では、ある一部の証言者の言葉を使って、「壕の中には慰安婦はいなかった」と歴史修正主義者は大キャンペーンを行って
います。その証言者は嘘はついていないでしょう。ただ、直接見ることはなかっただけだと思います。

 しかし、多くの証言の中の一部だけ取り上げて、「慰安婦はいなかった」とするのか、証言者の多くが言っている「慰安婦はいた」とするの
か、私たちは、もっともっと、証言者の話や、研究者の話を聞き、真実を見抜く目を養わないといけません。

 沖縄平和運動センターも、研究学習会への参加の呼びかけを行っているところです。
 私たち、「語りつぐ沖縄平和の会」へも、副会長 上江洲(高教組)さんや、会長 下地(沖教組)さんへ、参加の話があり、上記の学習会
に参加することにしました。

 会員の皆様をはじめ、多くの皆様のご参加をお願いします。

 

フクシマとの連帯、3/11に向けての取り組み

2012年03月08日 | 音楽活動
3・11脱原発第2回オキナワ平和コンサート
  主催:沖縄県労働者音楽協議会  後援:那覇市職労    

 開催日:平成24年3月11日(日)14:00~ 17:00

 場 所:国際通りトランジットモール(守礼堂前)


 はたらくものの音楽・文化活動を発表する機会を与えると共に、フクシマと連帯して脱原発・反基地を訴える場として活用することを目的として、沖音協主催で行います。

 沖音協に所属している、「小一バンド」、平和ガイドの皆さんでつくっている「マーメードG.S.」のほか、「小一バンド」が連携している「宮城こういち」さんと「バディー」さん、労働金庫職員の「島袋」さんなどの出演が決まり、ほかに、賛同する団体及び個人に広く参加を呼びかています。

 国際通りは、毎週日曜日にトランジットモール(歩行者天国みたいなもの)が行われており、ちょうど真ん中あたりの「テンプス館」前で行うことを調整していましたが、3月11日は、ちょうど東北大震災が起こった1年目にあたり、多くの団体がトランジットモールでのイベントが予定されているとのことで、「首里堂」前となりました。

 開催まで、2週間と迫り、参加メンバーの確定と、当日使う機材の確認、当日ボランティアの確保などを一つ一つ確認をしながら準備を進めます。

 ボランティアを希望する人は、申込先:事務局 平良昌史 090-1942-9690 までお願いします。

 前日の3月10日(土)には17:00より、県庁前の県民広場で、平和運動センター主催にて、「さよなら原発1000万人アクション in オキナワ」も開催されます。
 多くの皆様の参加を呼びかけます。

3月は”つつじ祭り”!と一緒に高江座りこみ支援へ!!

2012年03月03日 | 平和への思い
みなさん こんばんは お久しぶりです バタバタと時間が過ぎ、そうこうしているうちに3月に突入しましたね 沖縄の桜祭りは終わり、つつじ祭りがあります。
みなさん、東村のつつじ祭りは有名ですが、もう少し足を伸ばして「高江」まで行ってはどうでしょうか。そこには防衛庁が米軍のヘリパットをつくろうと計画してますが、高江の住民のみなさんが、その反対と工事阻止のための座り込み行動をしています。みなさんで、少しでもいいですから支援行動をしたいものですね。
もう暖かくなってきた沖縄です。3・1ビキニデーも無事終わりました。3月の春休み行事として近じか語りつぐ会の行事を役員会で検討する予定です。決まりましたらお知らせします。