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カタスミ

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『東の海神 西の滄海』小野不由美著

2024-07-23 06:52:06 | 小説感想
十二国記シリーズ第3段です。
以下ネタバレあり。
























今回は延国王尚隆と延麒六太が
荒れた雁国を立て直している最中に起こった
謀反の話と、尚隆と六太の出会い、
また、六太が出会った更夜という少年、
その辺が入り乱れて話が進みます。

やはり、設定が難しく、
蓬莱国たら常世国たらよく分かってなくて
(蓬莱は我々の世界よね?)
最初の夜に目が覚めた2人の子供の話が
尚隆と六太だと思い込んで読んでいたので
最初の方なんか話が自分の中でかみ合わなかった。

相変わらず名前が難しく、そして役職もいっぱい出てきて
もうどれが名前でどれが役職名かさっぱり分からない(笑)
後漢字が難しくて変換しても全然出てこないのでなんとかしてww
多分今回出てきた人のほとんどの名前をすぐに忘れると思うwww

雁国の元州が、遊びほうけているという王の噂を耳にし、
そして国をよくする為に、国王とは別に国を動かす事の出来る地位を
自分達に賜りたい、と延麒である六太を攫う事に。
六太は昔会った妖魔に育てられた更夜を信じきって攫われてしまうのだが
なぜか最初六太は元州側に味方する。
とりあえずは国は良い方向に向かっているにも関わらず
なぜに尚隆を信じられないのか…

尚隆は安定感があり、読んでいてもとても安心できるが、
六太の方には随分と迷いが有り、とても不安定で、
結局は六太の心の迷いが今回の犠牲者を生んだのだなぁ…と。
特に六太を逃がした女官は六太が驪媚が死んだ後にすぐ逃げれば
犠牲にならなかったのでは…?
血を浴びて無理だったかもしれないけど…
そう思うと、シリーズ1作目で塙麟に陽子襲わせたのって
相当ひどい事だったのだなぁ…
もっと早くに漉水の治水工事をすれば良かったのにしなかったのは
今回の件を見越しての話のかねぇ…?
なんか遠山の金さんばりに遊び人の尚隆なのですが
王自ら敵方に潜入するのは面白かったです。

また、尚隆と六太の出会いの話も気になっていたので
今回語られて良かったです。
今まで蓬莱で育った中では尚隆が1番馴染んで生活してましたねw

これだけ大きな謀反になったのに
結局犠牲になったのは4人くらい…?
六太が更夜にもう少し用心深く会っていれば
もしかしたら誰も死ななかったのかもしれない。
これだけ荒廃していた国を豊かな国にした尚隆は
非常に優秀な国王だったのだわなぁ…
他の国もみんなこれくらいしっかり国を治めればいいのに、
なぜだんだんとおかしな方向にいっちゃうのですかね?

ちなみに、雁国の前王は梟王といい、
とにかく国民を殺しまくったと言う事でした。
泰国といい、ろくでもない王ばっかだな…

今回も面白くて一気読みしました。
星は4つ。

AIに描いてもらった

2024-07-22 00:54:07 | AI生成
タイトルからイメージイラストを描いてもらったシリーズ!

A


Q そうじや(分かりやすいw)


A


Q チョコっとアニマル(これも分かりやすいww)


A


Q GHOST「HELP ME」(これも多分分かる)


A


Q ホットケーキが好きなんです(まんまw)


A


Q ぴよぴよマーチ(かわええ)


A


Q 声を運ぶ


A


Q 天気予報が混乱中!


A


Q とんだワンだふる(これだけ意味不)


今回は比較的絵からタイトルが予想できたものが多かった。
運を貯めるだけは曖昧すぎて描いてもらえなかった。
またネタがなくなったらやりますw