柏の有名な場所、あけぼの山公園。
ここは春になると風車の周り一面に花が咲き誇る美しい場所です。
自然の素材を使った工芸教室があったりと、柏の昔を伝える市民の憩いの場所となっています。
周りを見渡してみても、柏駅周辺等と比べると同じ柏市とは思えないほど違いがあります。
場所は非常にわかりづらく、部外者の立ち入りを拒絶しているような感もあります。
夕闇時、北にこの公園を囲む堤防に登ってみると、非常に素晴らしい景色が堪能できます。
野焼き、無人販売。
柏駅周辺なんて、柏のいくつもある「一面」に過ぎなかったわけです。
風車の周りには沢山のカメラを持った家族連れが楽しそうに騒いでいました。
立ち寄った神社には人懐っこい猫が膝に乗って甘えてきました。
日本庭園には誰もいませんでしたが、そのぶんじっくりと日本の美を堪能できました。
どこか懐かしいような、場違いなような、そんな感じがしました。
ここは、柏に昔から住んでいる人だけが堪能できる空間。
そういう場所なのかもしれません。