「カシミヤ」森には着て行くな☆

「洋服の変態」が、服を買い始めてから現在までの20年弱を回想します

あらぬ話0328

2008-03-28 21:58:31 | Weblog
 Cesare Attoliniス・ミズーラ会の案内が届きました。  今期は、スーツで50万円~というプライスを掲げていますが、当然ながら50万円はミニマムな金額で、そこそこの生地を選ぶと10万円アップの60万円辺りがボリュームゾーンではないかと思っています。

 さて、50万円~60万円のプライスが高いのか安いのかは置いておきまして、今でもこの金額で購入している人がいるのは凄いの一言です。  私は既に、日本でも柔らかい着心地を持つ服に出会ってしまっているので、わざわざイタリア物にス・ミズーラする気にはなれませんが、イタリア物特有のフレーバー(香り)が欲しい場合には否定はしません。

あらぬ話0327

2008-03-27 20:26:54 | Weblog
 昨日、Trading Postから連絡があり、Tricker'sのパターンオーダーした靴が出来上がったそうだ。  早く見たい所ではあるが、注文したのはブーツだし慌てる事はないか。  妻には、だんだん靴が増えつつある事を悟られつつあるし・・・

 悟られつつあった事を理由に、シューズクロークを整理した。  ローテーションから外れている靴を箱に入れた事で、随分とスッキリして見えるようになった。  その隙に、購入したまま履いていない靴を棚に並べる事に成功した。  こんな事なら、整理整頓も悪くない!

あらぬ話0325

2008-03-25 20:38:20 | Weblog
 例年、春夏のファッションはカラフルになりますが、今年はカラフル度が高いと感じていました。  でも、男の場合、あまりカラフルにしてしまうと、纏まりに欠ける傾向が強くなってしまうのも事実です。
 私は、この春夏のキーカラーに「シルバーグレー」と「レッド」を推したい。  シルバーグレーと言うと、Mohairを想像していまう方もあるかも知れませんが、今年はSilkの方に惹かれますね。  しかも、ジャケットのように大きく使うのではなく、インナーに差し色として使った方が、上品かつキレイに纏まりそうです。  男性誌ではこんな感じの合わせは見ないのですが、女性誌では結構見掛ける事が出来ます。

【ホワイトバックスが欲しい!】
 ホワイトバックスが欲しい!  私のように古いタイプの人間は、「ホワイトバックス=ヌバック」と連想するが、私はどうもヌバックの質感が好きではない。  幸い今年は、スエードのホワイトバックスが沢山発売されるので、ラバーソールと組み合わされた一足を手にしたいなあと思う訳です。

あらぬ話0311

2008-03-11 20:14:33 | Weblog
 スタイリストであるソニア・パークさんのお店「ARTS & SCIENCE」が、待望のメンズ物を展開し始めたようです。  ここのお店で買い物をした事のある女性から、服を見せて貰ったことがあるのですが、「この服欲しい!」と思ったのを覚えています。  メンズの商品は、現在発売中のMEN'S NON+NO G に載っておりまして、リネンカルゼ地のジャケットに強い興味を惹かれてます。  「いま直ぐにでも行って商品を見たい!」という衝動に駆られている所ですが、4月には時間を作って・・・と思っています。

 何故4月・・・の答えは、金洋服店で仮縫いがあるからです。  本当は3月中に済ませたい所ですが、既に予定が詰まっていて行けないのです。  より暖かい4月の方が動き易いですし、気の持ちようで前向きに考える事にしましょう。

あらぬ話0310

2008-03-10 20:52:24 | Weblog
 昨日の続きを・・・

 昨日は、朝からトラブル続きだった為に、予定が大幅に狂ってしまいました。  そのせいで、洋服屋関係はほとんど見れず仕舞いだったのですが、チラっと覘いたDRESSTERIORにて、ピンで取り付けられるエンブレムを購入しました。  縫い付け用のエンブレムも一緒に購入したのですが、こちらは現在進行中の新企画に使えないかなぁと思って買ってしまったものです。  どちらも小さいので、胸に付けるようなタイプではなく、どちらかというとラペルに付ける位のサイズです。

 さて、念願だったDORMEUILのDORSILKを見る事が出来た。  今年は、他社のバンチを見ても艶感がある生地が多いのですが、DORSILKは品がある艶です。  つまりは、派手でないという事です。  私が気になったのは、(サーモン)ピンクの無地・赤のチェック・紺のヘリンボーンの3点ですが、特に赤のチェックは良かったですね。  

 

あらぬ話0309

2008-03-09 23:32:11 | Weblog
 大阪市内での打ち合わせを終えて戻って来ました。  今日は、出始めからトラブル続きでした。  そのせいか非常に疲れました・・・

 朝一に、新企画の打ち合わせをした後に、念願のラーメン店に行って来ました。
カドヤ食堂:鶴見区鶴見4-1-18  イヤ~待ちましたよ1時間弱は待ったでしょうか。  その甲斐あって、美味しいラーメンにありつけたのだから、まあ良しとしよう。  私が注文したのは、「つけめん」です。  +(プラス)豚足をトッピングしました。  麺は、全粒粉入りの太麺、これがスープを持ち上げてくれてGOOD。  太麺好きの私には、それだけでも高得点なんですが、やっぱりスープが美味しい!  一口すすった時の、麺とスープの一体感は表現し難い美味しさです。  途中から、テーブルに置いてあるブラックペッパーを入れたのですが、正直入れない方が良いです。  ブラックペッパーは、スープの味を壊します。  ここまで完成度の高いスープは久しぶりでした。

 続きはまた明日・・・

あらぬ話0308

2008-03-08 16:57:48 | Weblog
【足力(あしぢから)】

 今期の春夏ファッションで重要なのは、靴ではないかと思う。  今期は、キレイな色目のモノが多いので、靴が‘黒’だったりすると少々重くなり過ぎる気がします。  男の場合、女性と違って色・形に制約が多い為に、これまでなかなか楽しむ事が難しかったように思います。  しかし今年は、ライトカラーの靴を予約会等で結構見掛けたので、男の靴にも色の楽しみが増えるのではないかと期待しています。

 さて、色も重要ですが、作り方も大切な要素の一つです。  明るい色の靴には、軽くて柔らかい製法が合っている気がします。  例えば、マッケイ製法並びにブラック製法の靴です。  そんな風に思うのも、私自身の踵痛に原因がある事を否定しません。  なので、アッパー素材は“スエード”で決まり。  
 試しにALTIOLIを見てみると、パターンオーダーの場合、英国靴では考えられない色のバリエーションがあるのを知りました。  正直、コレにはかなり参りました。  「濃い色と薄い色の2足欲しいなぁ~」とフト思ったのですが現実は甘くない、2足で40万円近い金額では当然予算オーバーです。  2足で15万!イヤ10万円までに抑えたいのが本音です。  他のイタリア靴ならば、5万円以下でも買えるのですが、形がデザインに振り過ぎているモノが多い。  雑誌で見ては、現物を見に行くの繰り返しなんですが、未だに良品にはヒットしていません。  
 従って、靴探しの日々は続く・・・

 テーマーの足力(あしぢから)は何処へ行った・・・

あらぬ話0307

2008-03-07 06:45:47 | Weblog
 今度の日曜日に、新コーナー第二弾の打ち合わせがあります。  第一弾もアップしていないのに、早くも第二弾に突入しています。  実は、第二弾の打ち合わせはコレで2回目になります。  前回は細川毛織で、細川社長同席の元で行ったのですが、今回はあいにく社長は都合により参加出来ないとの事で、大阪市内某所にて開催します。  どうなる事やら・・・

 せっかくなので、前々から行きたいと思っていたラーメン屋に行くつもりです。  これが昼食なので、夜はどうしようかと考え中です。  話題の‘阪急メンズ’は、あくまでも時間があれば行こうかな?と思う程度ですが、行ったら行ったでハマってしまうかもしれませんね!  やっぱり危険そうだから止めておきますかね・・・

あらぬ話0306

2008-03-06 21:34:50 | Weblog
【コートMonitor総括と・・・】

 今回お借りしたコートを見たら、大抵の人は「シンプルなコートですね。」とでも感想を言うでしょう。  シンプルと言うのは実に難しい、料理の例えでよく使われるフレーズで「素材の持ち味を生かす」なんてよく言われますが、突き詰めているからこその‘引き算の美学’を分かるには修行がいりますな!  このコートには、‘引き算の美学’が凝縮されているのです。
 そんなシンプルな服には、着る人間の思考(嗜好)も同じ方向を向いていないと、服としては完成しない。  結論を言うと、このコートを手元に置いておきたいけれど、今の私には早過ぎるかも知れないと思う所もあります。  もう少し遊んでからで良いじゃないか?と誰かが囁くのです。

 日曜日(2日)に服部さんから電話を頂き、コートのモニターを継続する事になりました。  桜の満開は、3月下旬になりそうですが、それまで着させていただこうと思います。  さて、何回着られるかな?

あらぬ話0305

2008-03-05 21:05:41 | Weblog
 久しぶりにシャツの話でも!

 シャツはオーダーが主の私ですが、既製のシャツも毎シーズン欠かさずにチェックしています。  この春は、意外と(失礼)ショップ・メーカー共に頑張っているせいか、良品を目にする機会があります。
 前にも書きましたが、TOMORROWLANDのオリジナルは価格が¥15.000-前後で、色・柄共にきれいなモノが多いです。  既製シャツの場合、¥15.000-と言う価格がポイントのような気がします。  正直、¥20.000-を超すようでしたら、オーダーの方が着心地も良いですし。  TOMORROWLAND以外にも、良いシャツを見付けたのですが、今日どうしても書きたかったのはBrooks Brothersなんです。
 

 そのブルックス、最近は定番だった(如何にもアメリカンな)オックスフォード地のカラフルなストライプ柄が減りまして、イタリアンっぽい平織りのストライプ柄が多くなりました。  ただし、形はイタリアンではなく、アメリカンのままですが。  この手は、¥20.000-をちょっと下回る位なので強くプッシュしる気にはなりませんが、強くプッシュしたいのはリネン100%素材のモノです。  
 無地とチェック柄がありますが、無地はかなり良い感じです。  ブラック・グレー・インディゴ・他に数色ありますが、色の濃いモノがオススメです。  私は、ブラックとインディゴの両方欲しいなぁと思ったのですが、既に生地だけ購入してあるローズピンクを仕立てたいなぁ~と考えていたので、どちらか1つを選択する事になりそうです。  ちなみに価格は、¥14.700-です。