

浮世絵>歌舞伎>「江戸土産浮名のたまづさ」>「小姓吉三 八百やお七」>大正15年3月號>雑誌「演芸」>口絵
戦前の雑誌にも立派な御品が出来ておりました。この画は浮世絵の印刷で、雑誌の口絵でございますが、手作りに近い御品です、今日ではとても製作が不可能なレベルの高い御品と思います。原画の作者は三代豊国でございます。
有名な八百やお七の一場面でございます。恋人の吉三が帰宅しようとしているのを八百やお七が夜着を吉三に掛けて一夜の夢を共にという一場面でありまして、当時の本郷座にて福助時蔵により演じられた模様でございます。