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古瀬戸天目型飴釉盃(径5.1cm) No. 1611

2020-05-09 23:00:09 | 瀬戸物

 古伊万里は多数遺っておりますが、古い瀬戸物はあまり遺っておりません。これは古伊万里が貴重な御品として日頃は使われず、毎日の生活に用いられていなかったためと思われます。逆に瀬戸物は毎日の生活に気軽に使われたために消耗して遺っていないと考えております。

 この御品は天目茶碗の形をしておりまして、江戸時代の後期に製造された盃でございます。もともと、宋の天目茶碗が日本に到来した鎌倉時代には瀬戸では天目茶碗が多数製造されて現存しております。

 いろいろな御品を見ましたが、この手の御品は珍しいので、未だにこの御品について自信があるわけではございません。定評のある御品は高くて少ないのですが、見たこともない珍しい御品が安いとびびってしまいます。もはや掘り出しなどは死語と思います。コワイコワイ。

 それでは余談をひとつ。お暇なら見てね。ウイルスが凄い兵器になる可能性があることが分かりました。敵の飛行機が飛んでくればレーダーで早期に探知して警戒態勢をつくります。ウイルスを用意して攻撃を意図している団体や個人を早期に特定する方法の確立が必要と思います。そろそろ真剣に検討すべきと思います。

 

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