

機関銃>短機関銃>騎兵>100式機関短銃
先ず、襟章の16という数字を見ます。普通は歩兵第16聯隊所属となりますが、何せ短機関銃を持っておりますので、騎兵第16聯隊(習志野)所属と思われます。帝国陸軍では短機関銃は僅かな生産に留まっており、騎兵用に導入されました。
機関銃ですから左手で銃をもち右手を引き金にあてておりますが、よく見ると、両手の間に細い穴の一部が見えておりまして、この反対側に湾曲箱形弾倉の受け口でございます。この機関銃は沖縄戦で米軍基地に殴り込みをかけた義烈空挺隊が用いたと言われております。
若干の補足ですが、同じ方の小さい御写真の襟章のことですが、細い線に星が二つですので軍曹と思われます。また、下士官である軍曹は軍刀を所有しておりました。