清朝の染付の盃も大量に日本に渡ってきておりまして、業界的には新渡というようでございます。今回は魚を染付けた盃をご紹介します。 . . . 本文を読む
いよいよミステリアス?な世界にどんどん入ってまいります。このような御品の正体が分かる場所があるとすれば日本ではどこにあるのか考察したうえで、できれば見学に行きたいものです。
その前に、弱い自分の頭を少し使います。まずこれが印鑑であれば「司馬中山」と読めます。司馬は司馬遷でおなじみの苗字ですから、名前かもしれません。他の面には「璽」ではないかと思 . . . 本文を読む
焼き物はサイズが特に問題になりますが、この御品はお茶には好適な大きさでしょう。分厚い器体と粗放な冴えない染付の色と手の入っていない無骨な有り様は雑器の生まれと育ちを示しております。文様は大きな華と中国の明時代の祥瑞手でよく見られる雲の模様です。中国固有の模様です。
時代は清時代です、ここでも古く見える物は新しく、新しく見える物 . . . 本文を読む
金曜日に平和島に出かけました。なかなか天気もよくて、良かったです。この前にUpしました満州国の長春駅の絵葉書のほかにこの鼻煙壷も譲っていただきましたので、ご紹介します。
鼻煙壷は高価です。ですから贋物も多いのは常識です。それでも真面目なお品が欲しいなあと思っていましたら、自分に合うレベルの鼻煙壷がお出でになられていました。業者様ありがとうござ . . . 本文を読む
まず「古染付」とは中国明朝の末期に国が乱れて、中国最大の焼物の生産基地である景徳鎮が国内からの注文が激減しましたので、あまった生産力の一部で日本向けの製品を造りました。
輸出品というものは輸出地で好まれる製品となります。具体的には器の形状や絵柄は日本からの指定があったと考えます。当時の日本人、多分茶人などの要望が色濃く反映されています。
現在の中国人が「古染付」を見る . . . 本文を読む