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骨董・古物のワールド

陶磁器、紙、裂、金属、塗、木、石、絵葉書、切手、現代史、満洲、軍事、宗教、文化、風俗などに関連する資料の御紹介

兎形の貯金箱 カテゴリー: お国焼  No. 148

2016-04-11 06:45:58 | お国焼
   いろいろあります雑器をどんどん出します。もともと雑器しかないじゃないか。アッ!やっぱし、ばれている。兎型の小さな貯金箱です。時代は後ろに貼ってある字が上手なので昭和の前期、戦前くらいにしておきます。右書き、左書きはあまりあてにならないのですが、未使用なのですが、地肌のやつれもしっかりありますので、戦前でいいんではないでしょうか。    四日市ですので万古焼で . . . 本文を読む

備前角小徳利 カテゴリー: お国焼 No. 98

2016-02-21 20:30:14 | お国焼
     江戸後期に各種のサイズの同様な御品がつくられましたが、これは一番小さいサイズのものです。おそらく保命酒の容器として造られたと思います。市場ではよくみる物で取り立ててどういうこともありません。      今日は天気もよく、有楽町の骨董市にいってまいりました。本日も業者さんもお客さんも大勢で活気があり物もよかったですよ。こ . . . 本文を読む

色絵花文薩摩焼小香炉 カテゴリー: お国焼  No. 96

2016-02-20 23:07:39 | お国焼
       形は風炉ですね。技術的にはヒビ焼きの白いボディに色絵で細かく花文を描いています。瑪瑙と思われる玉の摘みが香炉の蓋にあります。薩摩焼はもともと鹿児島原産ですが、横浜を含めて各地で製造されて西欧に大量に輸出されております。時期は幕末から明治初期です。    この御品は形と柄から国内向けと考えます。薩摩焼は日本を代表する色絵の陶器 . . . 本文を読む

京焼乾山写し花文角皿 カテゴリー: お国焼  No. 80

2016-02-11 11:46:27 | お国焼
   焼き物も色んなものがありますが、とくに多彩を誇るのが京焼です。技のデパートと言っても過言ではありません。京焼の特技は内外の窯の作品の本歌取りしてそれを写すことを得意としております。    17世紀ころから始業期にはいり、茶道の隆盛とともに江戸後期には最盛期を迎え、茶道が凋落する明治期には勢いが失われて衰退というのがその簡単な歴史となります。   ここ . . . 本文を読む

三田青磁柑子口(こうじぐち)花生(高さ約26.7cm)  カテゴリー: お国焼  No. 79

2016-02-11 11:41:05 | お国焼
        最近、皆様の骨董・古物の蒐集の調子は如何でございますか。「新しい御品を馬鹿にせず、古い御品を恐れず」という心掛けと「骨董・古物が命」という気合で気合だ、気合だと「欲しがりませう、勝つ(買う)までは」の決死の精神で頑張りましょう。       日本の焼き物の基礎は中国の焼き物にあると . . . 本文を読む