想い出の作品（その１）

シルバージュエリーのネット販売を始めたのは2000年ですから明年で６年になります。デザインは自分の気が向くままに行なって来ましたので行き詰まりといったことはほとんでありません。依頼されて作る通常の仕事に較べれば、「自分の作りたいものを作る」ということがいかに楽しいか、又反面それを売ることがいかに困難であるかを痛感する日々です。

「前置き」長～～～い！のでこれくらいにしてと。
ネット上の商品の制作裏話など、今後書いてみようと思い立ちました。
第一弾として「ドリームキー」、既に廃盤ですが・・・
当時はアナログ回線を使用しておりましたので、巷でどのようなシルバー製品が販売されているのかもあまり知らなかった頃です。「鍵のモチーフで作ってみよう！しかも立体的に・・・」これはデザイン画を描く必要もなく、イメージが浮かびましたので、いきなりワックスを彫刻しました。（この事が廃盤になる原因になったわけですが）

この「ドリームキー」というネーミングは、私が考えたものではなく、当時プレゼント企画として商品名を募ったのです。プレゼント数を１個にして、重複した場合は先に応募した人に、という決め事もつくりました。結果的に私が気に入ったこのネーミングで応募した方は２名いて、先に応募した関西在住の方にプレゼントしました。ただ閉め切り直前に同じドリームキーで応募された２番目の東京の方がおられました。悩みましたがルールに従って、先の方が当選者となり、名付け親となったわけです。後で考えて２名共当選にすればよかった、と後悔しました。（もしこの記事をみてこの東京の方が申し出てくれればプレゼントしたいところですが、それは奇跡に近いかな？ハンドル名も憶えてます。）

何故に廃盤かと申しますと、上半分と下半分の重量が近いのでペンダントとしてぶらさげたときに、逆さまになる可能性があることが後に判明したのです。
一気に作ったのはいいけど、計算が足らなかった・・・という訳です。
後に、この改定版を石入りで２種作ることになりました。

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