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老いの坂道(パピー)

楽しい心で歳を取り、働きたいけど休み、喋りたいけど黙る。
そんな気持ちで送る趣味を中心に日々の一端を書き留めています。

心の古里求めて〚2〛牛窓町 真光院(通称:西寺)

2020-08-20 | 神社仏閣の旅

毎日暑い日が続きますね。

アツイ・アツイ・アツイと言いながら一日一日が過ぎる・・・

なんと空しい!こと・・・・

そうだ久しぶりに「海」を見に行こう!

我が家から見える海は児島湾内海のキタナイ海


ここはJR岡山駅から東へおよそ22Km「瀬戸内市牛窓町」にやって来ました。

牛窓は岡山県南に位置する港町です。かっては、瀬戸内海航路の要衝として

栄えていました。

* * *

瀬戸内三十三観音の第五番霊場 室谷山 真光院(通称:西寺)はこの牛窓町にあります。

真光院は、牛窓のオリーブ園(阿弥陀ケ峰)の中腹にあり、オリーブロードが南接しています。

瀬戸内海から小豆島、さらには四国をも遠望することができるとっても素敵な処です。

僕が学生時代にH電鉄がリゾート地開発に意欲を示したこともあります。

当時は牛窓町という町名で町長のS氏とは異なご縁で「牛窓町役場に来い」そして

「リゾート開発を一緒にしよう」なんて引っ張れたこともあった懐かしい町。

そんな因縁深い町ですが間もなくリゾート開発ブームが去って再び静かな

町に戻ったようです。

牛窓オリーブ園からの瀬戸内海の眺め!

話がそれてしまいましたね、今回は第五番霊場「真光院」参拝のお話でしたよね。。。

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オリーブロードに接して真光院の「山門」が見えてきました。

ここは客殿の入り口です。本殿への入り口この西隣やはりオリーブロードに面して新しく

作られたようですね。

当山は弘法大使さんの「真言宗」だから本山は高野山ですね。

この階段を上がって境内にと入ります。

右手には「(空海)弘法大使」さんの石像もありました。

なかなかの男前。いい男じゃないですか(笑)

左手には「鐘楼」があります。宝暦12年(1762年)の新造だそうです。

境内には五輪の大きな石塔が並んでいます。その間を通って本堂にお参りです。

「本堂」は文化7年(1810年)移転再建されたものだそうです。

瀬戸内観音第五番霊場」の大きな看板がありました。

どなたもおいでにならないようなので本堂に上がってお賽銭を入れ今回も無事に参拝

できたことの御礼と平穏な日々が送れますようにとのご祈念をしつつ手を合わせてきました。

* * *

当院は奈良時代、報恩大師のご開創と伝えられています。ご本尊の十一面千手観世音菩薩」は

十世紀後半の作と推定されいます。

あの正面扉の中にご本尊さんがおいでなんでしょうね。

(いつも思うんだけど、ご本尊さんの仏像はどうして隠してあるのかな・・・)

ここまで近接したけど・・・これ以上はちょっと遠慮しました。

どなたもおいでにならないことをいいことにしてこんな写真も

なかなかステキな雰囲気ですね。

ただ、寛文6年(1666年)に岡山藩の宗教政策に遭い廃絶、堂塔は破壊されてしまった

そうです。

しかし、元禄9年(1696年)に高野山金剛頂院の栄鏡上人の周旋により再興され

次第に外観が整えられ明治から昭和・平成と修復が行われ現在の姿になったそうです。

* * *

本堂からの眺めは

小ぶりながらよく手入れが行き届き整然とした素敵な境内でした。

また境内からの瀬戸内の眺めが絶景を極め、大小の島々を一望できます。

(遠くに見えるあの大きな島が小豆島)

多くの文人・墨客が往来し、江戸時代以来、「室谷山十二景」の詩が残されているそうです。

* * *

参拝を済ませて最初の山門を入り客殿で「ご朱印」をいただきました。

* * *

□ 今回もご訪問(人''▽`)ありがとう☆

暑さ厳しいおり、どうぞご自愛いただきますように。

   

 

コメント (4)
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