HMRSのヘタレ趣味ブログ

鉄道模型など、へたれ趣味ブログ版です。

阿字ヶ浦のキハ20とスカシユリ

2013年08月08日 05時18分54秒 | 日記
去る8月4日日曜日に、仕事で阿字ヶ浦へ行ってきました。

この仕事は阿字ヶ浦海岸でのちょっとした調査物で、午前午後と2回調査を行うのですが、好都合なことに待ち時間がかなりありましたので、少し足を延ばしてひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦駅に行ってみました。

海岸のすぐ近くの駅ということで平地を想像していたのですが、この阿字ヶ浦駅はちょっとした高台にあるので、運動不足の私はかなり息を切らしながら なんださかこんなさか と坂を登っていくと、ちょうど勝田行きの気動車がおりました。

キハ205 国鉄キハ20系ですね。海水浴シーズン真っただ中ですので結構お客さんがいるようです。




いいですね。いつもの病気で模型が欲しくなってしまいます。




なにやらヘッドマークのようなものが付いていますが・・ そう、今日はひたち海浜公園で ROCK IN JAPAN FES 2013 の最終日でして、そのマークらしいです。けっこう同業者の方が多いのはそのせいかもしれません。

一旦海岸に戻って午前の仕事の準備を。

仕事の前に近くのドライブインのおじさんと、ひたちなか海浜鉄道関係の立ち話をしていた時、すぐそこにスカシユリという花が咲いているから是非写真を撮っていってくださいとのこと。

どれどれ。



地元にあるオレンジのユリは オニユリ でしたっけ。しかしこのユリは随分と背が低いですね。
いわきでいうとハマヒルガオみたいに海岸に自生していたのですが、ハマヒルガオと同じくずいぶんと数を減らし、地元の中学生が復元活動をしているとのことです。





夏に数十日しか咲かないとのこと、



学校で球根を作りそれを植栽して増やしているんですんね。十年ほど続いているとのことで、この小高い丘にだんだんとユリの花が増えていくことでしょう。頑張ってくださいね。


午前の仕事を終えて、何か食事ができるところは無いかと再び駅に戻りますが、

なにもありません。 (お寿司屋さんがあるようですがちょっと・・)

少し歩けばと南の方へ歩きましたが何もなく、磯崎駅を通過していっそのこと那珂湊まで行ってしまおうかと歩きかけた時、暑さと歩いた疲労で喉がカラカラなのに気がつきました。やばい熱中症になる!

楽な仕事のはずなのに、熱中症にかかったりしたら偉いことになりますのでここは思いとどまって現場に戻ることにしました。

磯崎駅に戻り水分補給。時刻表を見るとあと数分で列車がくるようです。乗って帰りましょう。



一区間150円。すこしでも貢献しないとね。




やがて列車(といっても1両編成)がやってきました。いかにもローカル私鉄らしく線路もへろへろ感があります。これがいいんですよね。




冷房が利いていてすずしい! キハ110とは違ってこいつはいかにも気動車!という走りっぷりでよきかなよきかな。




あっというまに阿字ヶ浦駅到着、さて現場に戻りましょう。右の箱は蒸気の給水塔とのことです。

現場に戻るとまた先ほどのおじさんと立ち話。なにやら鉄道趣味の方々にお願があるとのことでした。

最近のあまちゃんブームのように町おこしをからめて鉄道も活性化させたいと考えている、それには鉄道趣味の方々の力添えも必要とのこと。

具体的には。

この阿字ヶ浦という場所は海産物のほかにも農産物、主にサツマイモが多く収穫されるそうです。確かに駅の周りや沿線沿いは広大な畑が広がっていましたし、阿字ヶ浦駅の近くに干し芋やさんもありました。

そこで、作付け時期には作付けイベントを、畑に苗を植え付け収穫期を迎えたころ収穫祭を行い、収穫した芋はお土産に持って帰ってもらう。

こんなことを考えている。なるほど。

ではまずご当地アイドルが必要でしょうか。潮騒のメモリーズ ならぬ スカシユリシスターズ。スカシユリ増やし隊・・・


やはり鉄道趣味の人間の考えなんかはこんなものでしょうか。地元の農協、観光協会や青年会などで意見を出し合ったり、広報で意見を募集したりして構想を練り、市の観光課に協力要請をして動くのが確実のようですよ。

イベントが決まれば協力はしますよ。いや喜んで参加させていただきます!ヘッドーマーク撮りに行きます!
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2 コメント

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なんと・・・ (軌道戦士ヤマザキUC)
2013-08-10 09:32:35
ここにもニアミスしていた方が・・・

4日は工房5丁目さん親子が大洗に来ていて、さらにこのヤマザキも成田~小見川の自販機めぐりをして帰りに大洗に寄っていて。

まさかこんな近くにもう1人いたとは驚きです・・・

今、大洗は某アニメでスゴい集客効果があるようですが、湊線沿線はその影に隠れてしまっているように思えます。
行政も含め、地元の方々もいろいろとPRに精を出し、鉄道ファンも乗ったり撮ったりするために湊線沿線に出向く。
この二つが上手く繋がり、昇華させることができれば、湊線沿線ももっと活気あふれる場所になると思います。
Facebookの「おらが湊鐵道応援団」の団員の方々のブログを見ていると、とてもイイ写真がたくさんあります。
撮影技術の高さもそう思わせる要因のひとつでしょうが、それだけ魅力的な風景が沿線にはたくさんあるわけで。

少しでも長く、キハ20最後の生き残りたちを走らせるためにも、こういった点と点を繋げて「一体感」を出していけるように、我々鉄道ファンも協力していかなければなりませんね。

ふと思いつきましたが、地元のすし屋さんで、シャリの周りを光りモノで覆いつくした「ケハ601押し寿司」とか出したらどうか・・・

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Re:なんと・・・ (kasa-hmrs)
2013-08-19 05:10:59
軌道戦士ヤマザキUC様。

ずいぶんお返事が遅くなりました。

最近大洗へ草木もなびくようですね。

実は私はガラパン・・ ではなくガルパンというものは見たことがありませんが、実際の風景をそのまま取り入れたアニメともなればこの賑わいは必然的なものなのかもしれませんね。これが目的だったとすれば凄いことですが?

とにかく何か強烈なきっかけがあれば湊線も有名になるんでしょうけど。

ガラパンに那珂川を渡らせる。というのは不可能なんでしょうかねぇ。常磐線経由で輸送とか・・
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