実録、ともおじちゃん

典型的な客先常駐型ソフトウェア技術者の13年の軌跡

祖父他界

2006年05月05日 | 日記
5月3日、肺炎をこじらせて生死の境を行き来していた母方の祖父が他界しました。死因は老衰。

この日は、去年、母が他界した日と同じくいい天気でした。

岩手県出身で、第二次世界大戦では、満州で憲兵隊の隊長を務めていたようで、満州から引き揚げた時の苦労話を聞かされました。

戦後はサラリーマンをしていたようですが、私が物心がつく頃にはもう町議会議員の仕事をしていました。祖父の最後の選挙は大学4年生になったばかりの私も投票するためだけに帰省して投票に行きました。

議員を辞めてからは農作業をしていましたが、転倒して頭を打ってしまったことが原因で痴呆の症状が現れ、肺炎で病院に入院するまで、介護施設に入所していました。

母は生前、介護施設に祖父を入所させることに反対で、よく「私がこんな体でなければ、引き取って面倒を看るのに」と言っていました。

享年89歳。天寿を全うしたといってもいい歳ですが、もう会えないと思うと寂しいです。娘と夫の2人を1年で亡くした祖母がガックリ病にならなければよいのですが・・・心配です。


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