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韓国は今も幼児輸出国=全米公共ラジオ

2007年09月01日 | 統計・データ
 「韓国はいまだに毎年2000人以上の幼児を海外に送り出している」

 米国公営ラジオ(NPR)が25日の番組で、韓国の幼児輸出を間接的に批判した。

 韓国出身で、海外に養子として送り出された600人以上の子どもたちが最近、国際韓国人養子連合(IKAA)の支援で1週間韓国を訪問した。一部の養子たちは「韓国の子どもは輸出品ではない」「海外への養子縁組を中断せよ」とのスローガンを叫びながら、都心でデモを行った。養子連合の代表で1972年に海外へ送られたストーカーさんはNPRとのインタビューで、「韓国は自国民を養うのに十分なほど経済的に発展しているのに、養子たちに対してまったく責任をとろうとしない。韓国の未婚女性たちは母親になる資格がないと責められ、子どもたちを強制的に奪われている」と批判した。

 しかし、米国に養子に出され、現在ピッツバーグに住むマクローリンさんは、「韓国の未婚の母たちの実情は、50年代の米国とよく似ている。烙印を押され、社会の片隅に追いやられるケースも多い」「このような考え方が変わらなければ、海外に子どもたちを送り続けるだろう」と主張した。NPRは、「韓国政府は自国内での養子縁組を奨励しているが、韓国では現在1万9000人が孤児院で生活している」と明らかにした。

 韓国人の海外での養子縁組件数は現在、世界4位だ。昨年米国で養子縁組が行われた韓国の子どもたちは1376人で、中国の6493人、グァテマラの4135人、ロシアの3706人に次ぐ数だった。


http://www.chosunonline.com/article/20070828000008