というタイトルの本を読み始め
第一相続人は配偶者で、第二相続人は子供。
これは、絶対だということが書いてあって、
ふと、母の母親(おばあちゃん)のことを思い返す。
母は、いつも私に、自分の父親はものすごい発明家で、
岡山の鉄道開発もして、ものすごい財産を作ったみたいな
ことを言っていて、未だに、岡山に資産があるような
ことを言う。
しかし、おばあちゃんは、だんなさん(母の父親)が
事故死した時、母はまだ中学生だったらしいが、
父方の親族からしいたげられ、財産放棄をしたとか
きいていたから、今更、95にもなった母が
受け継ぐような資産があるはずがないと
母のたわごとは右から左に聞き流していたが、
だんなが死んだなら、配偶者のおばあちゃんと、
子供の母と母の妹さんに莫大な資産の相続権があったはず
なのに、一体どうなったんだろう?
だんなさんの兄弟が相当強欲で、遺産放棄させたのか?
母は、いつも父の家系が悪いとか、父の悪口を言うが、
自分の家系の強欲さはどうなんだ?と思い、
母の妹さんに、電話をしてみる。
すると、おばあちゃんは、後妻で、もめごとが嫌いで、
ただ現金3000円だけを手放したくないといって、
他の物は放棄したらしい・・・
その当時の3000円は大金だったらしいが、
結局、日本は戦争に突入して、
現金の価値がなくなって、相当苦しい生活を強いられて・・・
まあ、その苦しかった生活についても母からよく聞かされて
いたので、家を建てるのに土塀を踏んで作ったとか、
妹さんを大学に入れるのに、自分が働いたとか・・・
そんなことは、どうでもいいのだが、
そうか・・・おばあちゃんは後妻だったんだ・・・
それで、他にも子供がいて、その子供にも
相続権があったから、ややこしかったのかな?と思いつつ、
しかし、なんで、おばあちゃんは現金だけもらって、
あとは全て放棄したっておかしくないかなぁ・・・
後妻であっても、第一相続人はおばあちゃんであって、
第二相続人は、その子供に変わりはなかったはず・・・
どうなんだろう・・・
遺産相続と言うのは、やっぱりもめごとが多いのだろうな・・・
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