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枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

長い橋を渡って灯台へ・・山口県角島

2011-05-30 | 海からの声を聞く
          本洲の最西端山口県角島(つのしま)、響灘を望むこの地は古くより北前船等
          の海上交通の要衝であり、早くも明治9年に御影石造りの西洋式灯台が造られ
          ました。設計もまた初代の灯台長もイギリス人です。灯台横の宿舎の西洋館
          がそのことの証のようですね。
          イギリス製のフレネルレンズは、今も18.5海里の海の彼方に光を送り続けて
          います。
          「明治九年三月一日初照」のプレートを見ながら、塔内の螺旋階段を上ります。
          青い海が透ける窓ガラスが、長い時間の灯台の思いを伝えているようでした。

          角島に行くには、平成12年に完成した1780mもある角島大橋を渡ります。
          車のテレビCMでもご覧になったことがあるでしょう・・あの立派すぎるような
          橋ですよ。
          橋自体が観光の主役になっている、ちょっと不思議な風景を見るのです。