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枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

森の山法師 なんか・・

2023-06-10 | 古いもの、昔の人
          ワシはどういうものか山法師が
          やたらと好きなのだ・・
          こってりした葉の陰で
          輝いているヤマボウシに会うと
          づっと立ちすくんでしまう・・
          そっとした幸せの時間
          今日はまた
          古い昔の映像
          除虫菊の原
          蕎麦の花
          ガクアジサイ
          蝶も舞う
          ハルジオン ハルジオン なんか・・












































































































淡路の急崖に咲く

2023-02-15 | 古いもの、昔の人
          東の海峡を渡って雪を含んだ冷たい風が
          やってきていたようです。
          島の急崖には冷やかな水仙の群れ。
          美しく、限りなく寂しいその姿。
          憧れを抱きつつ海に下る道を
          辿って行きました。












































































新しい年の風景

2023-01-01 | 古いもの、昔の人


新しい年の風景といっても、新しい写真とは限りません。
ひょっとしたら・・こんな晩秋の森の中から





寂しい公園だけれど子供を見つめる大人の温かい眼差し。





蓮の葉の上の甘露。





睡蓮の花の上の蟻。





これは除虫菊の花。春を待つ・・





除虫菊咲く島の港。見ることが少なくなった懐かしい風景。





ハルジオン・・ハルジオン・・





白くない鶴。ナベズルですよ。





島影の舟、いつまでも見つめていたい・・





ツルの群れ、北に帰る。





夕日だ・・夕日だ・・ツルの群れだ。














遠い昔の浜で・・

2022-10-16 | 古いもの、昔の人
          雲は輝いていたけれど
          砂丘の彼方の浜辺は遠い・・
          遠い 遠い 昔のこと
          子供達の声は去って
          ハマヒルガオの色だけが残されていました
          やがて・・あたりは暗闇がつつみ
          暫くは 風紋のみが確かなもの・・




















































小豆島「岬の分教場」

2022-01-25 | 古いもの、昔の人
私は令和3年の12月初め、小豆島の霊場のいくつかを巡礼して歩く機会を得ました。その道すがら・・

田浦には明治35年田浦尋常小学校として建てられた校舎が、廃校(昭和46年)後も岬の分教場として残されています          
壷井栄の小説「二十四の瞳」の舞台となったと言われるこの田浦分教場は、昭和29年木下恵介監督、高峰秀子主演により映画化、多くの人に知られ感銘を与えることになりました。
この岬の分教場を見て思いました。
「大石先生の、そして十二人の生徒たちの夢や望みや・・そんな、それはそれは大事なものが、廊下や教室の床や壁、そしてこの机に沁み込んでいるように感じます。それらは、時代の波のなかに埋もれたり、散っていったりした・・そういうことが出来る限り無くなるよう、いや少なくなる世の中を望み、助力してゆくことを誓わずにはおれないのです。
巡礼に廻る寺々の仏は多く沈黙のなかにおられるようです。巡礼はその心を感じとり日常の行動に移さねばならないのではないでしょうか。
ここは巡礼の来訪を待っている札所の一つだと私には思えるのです。」
近くに実際とそっくりの分教場がもう一つあります。これは昭和62年の映画化に使用された撮影セットです。
それは教室から輝く内浦湾の波と光が見える場所。それが生徒たちの望みであったかどうかは測りしれませんが、夢のような光景ではあります。
掲げた映像の中ではその情景も混在しています。