おもしろ住まい学

住まいについて面白そうな話を考える

もしも海で漂流したら(1)

2014-02-28 16:19:22 | 日本の住まい

う~ん、これまでとちょっと流れが違うんですが・・・面白そうなので。

もし私たちが絶海で漂流し、島に流れ着いたとしたら、生死を分けるのはその島によると思われます。

上の画像は「サンドン岩」という奄美大島の北方にある岩礁ですが、運良く流れ着いたとしても、流れ着いた先がこれだと、もう諦めるしかない。

多分、すぐに干からびるでしょう。

伊豆諸島にある「イナンバ島」のように

多少その島がおおきくなったとしても、植物が生えていない島は、もう、見るからに厳しい。

そこへいくと、植物があるだけで人の気分は相当和みます。

これはミクロネシアのどこかの小島ですが、

う~ん、ビールが美味そうな、実に気持ちよさそうな小島ですねぇ~。

しかし、たとえ植物が生えていたとしても、絶海の孤島がこんなに小さいと「サンドン岩」よりはマシなのですが、多分これも干からびるのは時間の問題でしょう。

生き延びるために先ず必要なのはやはり水なので、その島で淡水が得られるかどうかが最初のカギです。

そう考えると、島自体に保水力があるかどうかが問題となってくる訳ですね。

保水力を得るためには、一定以上の面積や、ある程度の標高差が必要だと思います。で、例えば「隠岐の島」の近くにある、この「星の神島」、

うっすらとではありますが植物が茂っています。上手くいけば雨上がりの時など、下の方では湧水も見つかるかもしれません。

また、たとえ植物が茂っていたとしても、マーシャル諸島のこの小島のように標高が小さいと、

雨水の保水力はほとんど無いと思われます。何らかの方法で、雨の時に天水を集めることが出来ればいいのですが・・・。

では標高が低くても、もう少し大きい、これもミクロネシアのどこかの小島ですが、どうでしょう?

おお、なんか一息つけそうな気配・・・。

島の中央のジャングルに入っていけば、雨上がりにはどこかに天水も溜まっていそうです。

そして食べ物になるものが何か無いか探してみようと、明らかに生き延びる希望が湧いて来るようです。

さらに手元に手斧でもあれば、仮住まいくらいは出来そう・・?

                          もしも海で漂流したら(2)へ続く

             mm

             まさき設計

画像:ネットより

 

 


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