かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

SWAクリエィティブツアー大阪公演

2008年01月14日 23時35分13秒 | 愛と笑いの夜
「たかし」、再び。

2008.01.14
SWAクリエィティブツアー大阪公演@ワッハ上方 ワッハホール

ということでね、今年の聴き初めは、昨年9月に聴いたSWAの公演を、今度は大阪で聴くこととなったのでありました。昼夜二回公演だったんですけども、今回は初回にて参加となりました。しかも、最前列の、ほぼ中央!

ということで、本日の演目はこの通り(前回に同じ)。

「明日の朝焼け」
 ~「たかし」11歳から退職までの物語。~
 白鳥  :「恋するヘビ女」...小学校の卒業前夜
 昇太  :「夫婦に乾杯」...結婚して7年目
 彦いち :「臼親父」...日々は過ぎ40半ば
 喬太郎 :「明日にかける橋」...還暦を向かえ定年退職

今回は、某さね氏にお送りした雑感から転載させていただきます。
※ネタバレっぽいので、気にされる方はここで止めておいてください。

----------ここから
  • 今回も休憩はなし。冒頭は4人で登場し、SWAの紹介、各自自己紹介、前回大阪でSWA公演をした時の話しなど。神田三陽さんはやはり退会したようですね。昇太師匠が言ってました。で、オープニングのビデオを前の晩一生懸命作り直したのに、Macから書き出しできず、今回も前のままでした。
  • 一席目、白鳥師。やはり、良くも悪くもヘビ女でしたね。クスグリ含め受けは良かったと思いますが、心なしか、アッサリ気味でした。それと、前回聴き逃しただけかもしれませんが、後段に繋がるフレーズが、何気に入っていました(「ネーミングセンスが悪い」とか「人生には一度くらい昔話みたいなことが起きる」とか)。
  • 二席目、昇太師。今回改めて思ったのですが、単体ネタとして十分面白いんだけど、1/4として聴いた時には、少し浮いてる気がしてしまいました。ラストに続く「赤いちゃんちゃんこ」の縫い始めはいいにしても、「隅っこ酒」の命名者がはっきりしなかったり、他の全編で引っ張るヘビ女が少しも出てこなかったり。なんかもう少しやりようがあるんじゃないかと思ってしまいました。
  • 三席目、彦いち師。臼親父、今回も良かったです。特に、冒頭の奥さんのキレ具合が何ともいえません。サゲ前の再登場の時の豹変ぶりを聴いていると、どこか、喬太郎師の「竹の水仙」のおかみさんのような造形にも感じました。余談ですが、四人の中で、彦いち師が最も関西に馴染みがないようです。その分、ワッハ上方のお客さんには新鮮だったのではないかなと。ちなみに、他の三人は(白鳥師も!)最近割と大阪に来ているようで、最後にたくさん宣伝してました。
  • トリは、喬太郎師。赤いちゃんちゃんこ(代わりの着物)で登場するところから最後まで、グイグイ客席を引き込んでいくパワーは今回も見事でした。そんな中、ちゃんちゃんこから背広(代わりの羽織、帯の背中側に挟んであった)に着替えるところで、客席から「おぉ」と感嘆の声があがった時には、「演出に頼るな!話芸で勝負しろ!柳家だぞ!」と、本音ともつかぬ一喝をたかしにさせて、笑いに変えてみせたりも。でも、その気合いの続きでは、たかしと藤川の会社酒場での会話で上下(かみしも)おがかしくなってしまったり(でも、これもクスグリに変えてた)、たかしの出身地が白鳥師と違ってたり(白鳥師は新潟、喬太郎師は青森)のは、公演全編の完成度という意味では、ちょっと惜しかったかなぁと感じました。
----------ここまで

そんなこんなのSWA大阪公演、二回聴いても新たに笑える、良い会でありました。この勢いで、1/27のビックショーも聴きに行かなあかんかなぁ。

...いやいやその前に、某さねさん、出番です。

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