かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

物持ちがいい

2006年08月21日 23時59分40秒 | いろんなことに夢中になったり飽きたり
だからさぁ、片っ端から捨てなさいよ。

考えてみるに、僕はわりと物持ちが良い。「わりと」ってのはだいぶ控えめな言い方で、実際にはわけわからんくらい、いつ手にしたのかもわかんねぇものが押し入れの奥から出てくるから、これが不思議。それもね、「おもちゃ」とか「雑誌」とかそんなんが多いです。間違っても写真とか手紙とか出てこないからこれまた不思議(それは撮られたり貰ったりすることがまるでないからだという説が有力)。

ということで、こういう休みの折には、毎度片付け物をするハメになるわけです。今日はその中からいくつか、逸品(?)をご紹介。

冒頭のは、「タンサー5 大冒険セット」。「科学冒険隊タンサー5」っちゅう番組のおもちゃですな。特に好きな番組だった記憶はないのに持ってるのが不思議。いっときますが、うちはいらんおもちゃを買ってもらえるような家庭環境ではなかったですよ。しかし、この放送リストを見ると、ずいぶんとまあ、殺伐としてますなぁ。ていうか、最後の5話しか出られなかったジョニーが不憫。

んでもってこちらは、「クイズダービー」のボードゲーム。この薄汚れたくたびれ感が、当時バリバリと遊んだ様を醸し出しておりますね。実際、だれかれ構わず、ずいぶんとやりこんだものでしたよ、ええ。回答者の回答が、ルーレットになってるあたりがミソですかね。だから、何枠がどうこうとかいうのが、全然意味無しだった。orz

翻ってこちら、「いい旅チャレンジ20,000Km」のボードゲーム。当時はこのキャンペーンが真っ盛りな頃でしたから、別に鉄分を必要としない僕だって一つくらいは欲しくなったわけなんですが、正直、あんまりやりませんでした。つーかですね、長いんですよ、これ。一回始めると、なかなか終わらない。まず、終わる前に飽きてまうのです。そんなわけで、こちらは各パーツ含め、かなり良好なコンディションではないかと思われ。

最後は、SEGAさんの「SC-3000」一式。こいつはね、たぶん僕がコンピュータってものを、それだけで楽しい、面白いと思えた最後の機械だと思いますよ。何が出来なくても、ただ触ってるだけでも、無性に楽しくて、テレビを占有しては(当時のこの手の機械はみんなRF接続だったから)、親から怒られたものでした。まあそれは、今だって変わらないといえば変わらない(PS2になっただけ?)のだけれど、その夢中さというか真剣さみたいなものは、既に失われてしまったように、そんな風にも思うのです。
...なんつって、そんなしょっぱい話しは置いといて、このカセットの群れ、なんか良い感じでしょう。ほんとはまだ何本かあった気がするんだけどなぁ。誰かに貸したまま、却ってこなかったんだろうか。ま、いいけどさ。



時に、これらの逸品は、今時どれほどのお値打ちなんだろうかと、下世話ながら、ヤフオクさんにて調べてみましたよ。

 ・「タンサー5 大冒険セット」
   → 13,000円(1件のみ、入札無し)
 ・「クイズダービー」ゲーム
   → 1~3,500円(7件、1,000円くらいが相場?)
 ・「いい旅チャレンジ20,000Km」ゲーム
   → 出品なし
 ・「SEGA SC-3000」
   → 出品なし(後継機は1,200円、カセットは多数)

...もうしばらく寝かせとこう。

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