かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

柳家喬太郎落語集 アナザーサイドvol.2

2008年11月28日 23時57分04秒 | 愛と笑いの夜
簡単に、感想など。

 ・「柳家喬太郎落語集 アナザーサイドvol.2」

一席目の「落語の大学」は、夏に寄席で聴いたもの。内容的には通ネタ中心に面白いんだけど、正直今ひとつなテイクじゃあないでしょうかね。生意気言って申し訳ないんですが、どうもミスが目立つのです。でも、あの履修届を貰う件は大好きです。

二席目の「鬼背参り」は、作者の夢枕獏氏の評の通り、実に聴かせる熱演となっておりました。四方吉の壊れていく様とは対照的に、描写はおぞましいのになぜか清々しささえ感じるお美津の語りには、噺を昇華させてくれる力があるように思いました。喬太郎師匠と新作の取り合わせだと、爆笑方向のイメージもありますが、前作の「赤いへや」といい、怪談ものも良いですよねぇ。



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