ダイワメジャーはまったく距離不適だと思ってました。サンデー×ノーザンテーストは古馬になるとマイル以下しか走れないと信じて疑いませんでしたし、G1を連勝してきての不適距離では完全にカモ扱いしてました。ポップロックは前走・前々走がハンデ戦(オーストラリアはハンデGⅠ)。勢いと鞍上が少々怖かったけれどここでの馬券対象の走りは考えづらかった。
売上も440億程度で終わったようです。前年比88%。トウカイテイオーの時の788億に足元も及ばないどころか16年前のオグリキャップの時の480億にも届かない始末。このディープ景気で少なくとも前年割れはないだろうと思っていたJRAも思いっきりがっくりでしょうね。
ディープファンが泣いている映像がTVで映し出されてました。こういったファンが増えたから売上も上がらないんじゃないでしょうかね。スポーツとして感動するのは個人の自由。別に僕がどうのこうの言う筋合いじゃありませんが、馬券が金になってこその競馬。紙屑じゃ感動も何もあったもんじゃありません。後は、3連単の普及で馬券の個人の買上げ単価が下がったんではないでしょうか。少し前なら100円単位で買うことなんてありえなかった人々も3連単の導入で平気で100円で買うようになった。結果的に50点買い5000円でもトライフェクタなら簡単に万馬券・10万馬券の夢が見られる訳ですから。
ただ年間のJRAの売上減に歯止めがかからないのは、いざなぎ景気を超えた日本経済の活況なんて幻想かもしくは富裕層だけのお話で、一般庶民には経済が良くなったなんて実感できないからなんじゃないでしょうか。だから馬券も売れないんですってば。
まあ、何年後かにディープインパクト×エアグルーヴ(トニービン)ならダービー(オークス?)は万全だなどと語るネタは出来たという事なんでしょう。
