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庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

別府(稚魚の巣立ち)

2011-05-16 22:55:00 | 海と風
藻場フラットの海藻が岩礁から徐々に根を離して稚魚たちの寝床の役目を終えつつある。海藻も陸上の草木たちと同様立派な植物だから、光合成による酸素やその他の栄養分を海中に放出して、海を浄化すると共に実り豊かなものにしている。また、そのうっそうとした枝や葉は、孵化(ふか)した稚魚(ちぎょ)たちの格好の住処(すみか)になる。多くの小魚たちも、これから浮遊していく海藻と共に、より深遠な海の世界に旅立って行くことだろう。 

こないだまで広大な面積を有していた藻場は、今日すでに6割がた姿を消していて、海底の様子もよく見えるようになった。カイトサーファーにとって、この2ヶ所の岩礁一帯は天の配置とも言うべきもので、ある程度潮が引くと西からの波をさえぎり、ついでに東西の潮流も止めて、まことに走りやすいフラット海面を生む。 

今日も35kmほど、実に気持ちの良いのローディングやジャンプの練習ができた。

 IMGP0162s1024pix100kb.jpg110516b-t.JPGIMGP0166s1024pix100kb.jpg←翌日撮影