みなさま、こんばんは!
今日は水曜日ということで日本棋院は基本的には対局がありません。
(関西棋院さんは水曜日が対局日です)
私が棋士になった2000年当時は、水曜日が低段者(初段〜四段)の予選、木曜日が高段者(五段以上)の予選が行われていました。
よく覚えていないのですが低段予選と高段予選ではやはり対局料も違い、五段にどれだけ早く上がれるかが重要でした。
ただ、このシステムも私が棋士になって3年ほどで変わり、大手合(昇段のための棋戦)もなくなりました。
この大手合は、初段は年間12局、九段は年間8局だったような気がします。
冊子が配られ、年間の相手取組表、手番、点数計算表などが載っていました。
大手合はコミがありませんので、自分より明らかに強い棋士に白番に決まると絶望的な気持ちになったものです。
黒番だと勝ってもポイントが低く、白番だと勝つと大きなポイントがもらえました。
初段から二段へは最短8局での平均ポイントで決まります。
黒番が多いので勝っても点数が低く7-1で昇段する感じだったと思います。
コミがないのでジゴがありますが、黒番にとってのジゴは負けに等しかったです。
そのあたりの勝負の駆け引きも面白かったですね。
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