バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

ライブドアショック番外「野口氏が死んだホテルの経営者が心配な件」

2006年01月27日 21時59分26秒 | 日記・雑記
1月26日(木) 晴れ

ライブドア事件に絡んで殺された(に決まっている)エイチエス証券・野口副社長の件。大手メディアではじめて「自殺」の結論にちゃんと異を唱えた文春の記事は、生々しくてなかなか面白い。遺体と別に見つかった不自然な血まみれシャツの件とか。しかしなんといっても、

事件当日、119番通報したホテル経営者にも再三、事実確認を求めたが「警察の判断を覆すようなことはできないんです」と言う。それはどういうことかと問いただすと、突然、玄関先で土下座して「どうかお引取りください」と懇願された。こちらも正座して尚も取材のお願いをすると「小さな地域です。私たちが生きていけなくなります。どうかお引取りください」土下座をして、頭を床にすりつけたまま約二十分。

ていうかこれ書かれた時点で、かなり致命的に身辺危ないんじゃないかと思うのだが。いいのかこれ。後日ホテルを再取材したら「経営者が変わっていた。新経営者に居場所を尋ねても『前の人とは特に面識がないのでわからない』の一点張り」(記事イメージ)みたいな事になるのでは。心配だなあ(他人事のように)。

しかしちょい鼻フックは依然安泰だわ、事件の核と全然関係のない「堀江社長とAV女優との乱交画像を押収」なんて全然どうでもいい、B層(男子)向きワイドショーネタが小出しで出てくるわ、安易な株価リバウンド狙いで買い向かって更に傷口広げる投資家が続出するわ、でも株価は戻しているわで、肝心な話がぼやけたまま、どんどん元の木阿弥に向かっているな。それでいいのかこの事件。フランスの新聞にこんなこと言われているし。

仏紙ホリエモンに同情的「ヤクザ放置」【日刊スポーツより】
ライブドア前社長の堀江貴文容疑者(33)の逮捕について、24日付のフランス紙リベラシオンは「日本の大企業経営者や政治家は、ヤクザの不正行為には目をつぶることがあっても、堀江氏の米国風で無礼な日和見主義は拒絶した」と、堀江容疑者に同情的な見方を示した。
 その上で「日本ではカリスマ的な若い経営者がひどく不足している。若者と守旧派の双方から尊敬されるような若い経営者が必要だ」とのアナリストの見方を伝えた。
[2006/1/24/23:05]


こんな短い記事、それも日本のメディアによる翻訳なので、当てにならないところもあるが「同情的な見方」かこれ。フィナンシャルタイムズの社説の報道みたときも同じ匂いを感じたが、海外メディアの方が、結局事の本質を、俯瞰的に見ているというか、端的に言ってくれている気がしてならない。日本の新聞なんてヤクザのヤの字も出てこないし。情報鎖国的な辛さを感じるよなあ。英語習おうかな。


【今日のお食事】
朝:家飯
○食べた時刻:8時20分~8時35分
○メニュー
・チーズトースト
・りんご
・グレープフルーツジュース

昼:あーやん弁当
○食べた場所:会社デスク
○食べた時刻:12時30分~12時50分
○メニュー
・焼肉丼
・きゅうりスティック
・さつま揚げ

昼:家飯
○食べた時刻:23時20分~23時30分
○メニュー
・梅干茶漬け

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (飛谷)
2006-01-27 22:48:16
TBありがとうございました。

まあ、真相究明が待たれるところですね。
返信する