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ちゃんこ

ときどきぶつぶつ

大石林山へ。

2014年04月06日 | 日記
読谷村の宿をチェックアウト後、天の舞に立ち寄り、ランチ。オムライスを食べる。美味しかった♪

今日は一気に最北端まで行っちゃおう。
高速に乗り許田まで。そこから58号線を走る。

大石林山(http://www.sekirinzan.com/)に着く。さすがに遠い!


冷たい風が吹く、鉛色の空の下、一般コースをひとまわり、歩きました。


超パワスポ、そして不思議スポット

あちこちに不思議な写真やエピソードが掲げられているのを見ながら。

そしたら、私も不思議写真撮れるかしらん…、と、携帯カメラを向けてみるも、不思議なものは写らず(笑)

面白い姿の岩。割れた断面が白っぽく光沢があってきれい。
後で聞いたら、この山、カルサイトがいっぱいなんだとか。
悟空岩。

青空バックの写真が一般的ですが、こんな鉛色の空バックでも、なんだか雰囲気がある感じ。

葉っぱがハート♪


不思議なものが見えたり聞こえたりもなく、普通に山の中を楽しく歩いてました(笑)

大きなガジュマル。




樹の姿がいいです。


ここまで来たら、本島最北端の辺戸岬へ。

風はいよいよ強く。



どどーん!と打ち付ける波しぶきが、崖の上に立つ自分にかかる。

台風ほどではないけれど(沖縄的に)、時々歩けなくなるほどの強風。両手広げたら飛べそうな風。


飛べません。


茂みの中から1羽の鳥が飛び上がり、風によろめきながら飛び去っていく……


私は飛べません…\(-_-;)


さて、宿に向かうか。

58号線を戻る。

雲が切れて




……(  ̄▽ ̄*)☆


この日は、本部半島のリゾートホテルをとれた。
ツインルームをシングルユース。朝食ついて7,700円は、今回の旅で最高値の宿泊代。

真っ暗になってからチェックイン。

このホテルも大浴場があったので、のんびり湯舟に浸かって、快適ベッドで疲れを癒したのでした。

本島ドライブ~地獄で仏?

2014年04月06日 | 日記
この日のゲストハウスにチェックイン。

アーユルベーダのサロンと併設のゲストハウス。
この時は、アーユルベーダには関心が無くて、ここは じゃらんで見て、リーズナブルなお値段と、場所も都合が良かったので予約したところ。

到着時、旦那さんが応対してくれた。
開口一番
「長野だってね。僕も出身が長野なんですよ」
細かい地名を聞けばあそこ、と互いに通じる。旦那さんのお人柄もあり、一気に打ち解け、話が弾む。

旦那さん、ここで石鹸を手作りして売ったり、作り方を教えたり、でも次の夢もあって今はその準備もしているのだとか。お話から、奥さんとの二人三脚ぶりもうかがえる。何よりも、人生を楽しんでいらっしゃる感じ。


さらに話すうちに、たまたま予約したこの宿に来たのが、実は必然だったのでは?と思えてくるような 人のつながりも見えてきて、びっくり。

「呼ばれたね」

……そうかもしれない。


この宿が気に入り、お願いして一泊の予約のところ、もう一泊させてもらう。幸い空きもあった。


隣のマックスバリュで買い物。お総菜と、キッチンで簡単な料理をして夕飯。
夜、座喜味城のライトアップを見に行こうと思ってたけど、もう疲れていたのでそれは取り止め。

夜になって奥さんが見えられた。

ここでも、移住に至るいきさつを聞かせていただく。

人生、可能性はいくらでもあるんだな、と思う。自分がそれを生かしていくだけで。


すすめられて、おっきな アメリカンな作りのバスルームのバスタブにお湯を張り、ひっさびさにお湯に浸かって入浴。

はぁ~、いい湯だな(  ̄▽ ̄*)
あったまった。


地獄で仏っていうのかな?


大変な目にあった後で、素敵なご夫婦(しかも全くの他人と思えない)のいらっしゃる、素敵なゲストハウスに泊まれて、ほんとうにありがたかったです。


次の日は、朝から奥さんにアーユルベーダのトリートメント をしてもらい(割引価格で)、そのまま部屋で休息。

それまでの、ずっと動き回る旅から、一気にリゾートな滞在に。


何処にも行かず、ゆっくりのんびりの読谷村二泊三日。


その翌日、チェックアウトのときにも奥さんと話し込む。

このアタシが、初対面とは思えない打ち解けかた。

素敵な、不思議な出会いに感謝して、旅の疲れも癒されて、また車に乗り込み走り出したのでした。

本島ドライブ~天国から地獄( 笑)

2014年04月06日 | 日記
宮古島を発つ日、朝の飛行機に乗るために宿を出たら、雲間から朝日が。
ずっと お天気悪かったけれど、最後は朝日に見送られ、宮古島をあとにしました。ありがとう♪\(^.^)/♪


本島に戻り、こちらで知り合った友達とランチ。彼女も移住してきた人で、また色々話を聞かせてもらったり、織名園でのんびり過ごす。


ひとり旅なんだけど、ひとりじゃないなぁ。


翌日から、格安レンタカーを3泊4日で借りられた。
この日は快晴♪島日和…じゃなくて、ドライブ日和♪
朝イチで手続きを済ませ、意気揚々とドライブに出発~\(^∇^)/

寄り道しながら本島最北端を目指そう♪
とりあえず、目指すのは座喜味城。

途中、ビーチに立ち寄る。

見てよ~この海の色♪

白砂が眩しい!
散歩する人、バスケする少年たち、砂浜でくつろぐ親子連れ…

更に車を走らせる♪♪

ところが

ところが…


なんと、



タイヤパンクーっ( ̄▽ ̄;)


途中、コンビニの駐車場に停めるときに、どうやら縁石に乗り上げてえぐったらしく(自分で覚えてない)、見ると側面に傷が。

実は、人生初パンク。
最初、パンクに気付かず発車して、何だか変だなと思いながら かなり走ってから気がついた。

幸い、他の車の邪魔にならない場所に停められた。

真っ先にレンタカー屋に電話をする。

「パンク修理は自費ということになってるのよ~」
と、気の毒そうな声で言われた( ̄▽ ̄;)

次に電話をしたのが110番。

側面の傷を見て、最初 誰かの故意を疑ったのです(笑)。だって、パンク初めてでわかんないから。

人生初の110番通報(笑)

が、程なくやってきたお巡りさん、タイヤをひと目 見るなり
「あー、これは縁石かなんかにぶつけたんだねー。アイスピックで刺したような穴じゃないよ。ぶつけたの覚えてないの?」
……覚えてないです……

お巡りさんは、連れてきた若いお巡りさんにも傷を見せて、丁寧に説明していた。

お巡りさん、タイヤをスペアに交換までしてくれようと、後部からタイヤとか道具を引っ張り出す。
「私、JAFに入ってます」
と言ったら、
「なんだ、ならJAF呼んでね」
と、立ち去っていった。


この通報は適切でなかったと反省しながら、お巡りさんに優しく親切にしてもらって、ショックから やや立ち直る。

そして、ようやくJAFを呼ぶ。
入会16年目にして、人生初の救援依頼。電話の向こうの優しい声が胸に沁みる。


救援まで1時間待ち。


お昼時、近くに店も無く非常食のシリアルバーをかじりながら救援を待つ。

ああ…
こんないいお天気なのに。
あそこまで行って、それからあそこでランチしようとかおもってたのに。
台無しだわ。

やってきたJAFのおじさんも、優しい笑顔でタイヤを換えてくれた。
ありがとう(i_i)

さて。
いい加減 立ち直れ、自分。
相手のある事故じゃないし、怪我もないし、タイヤ直せばOKだし。


ひとまず最寄りのスタンドに駆け込む。
修理は不可能(わかってたけど)、ということで、まだまだいっぱい走るので在庫で一番安いタイヤに換えてもらう。
それでも約1万円。痛いわ…

持ち合わせに余裕があったのが幸い。千円未満のときもありますから(笑)

ここでも、スタンドのニーニーの優しい笑顔が胸に沁みる。


どっと疲れた。
ここでくじけてなるものか。


タイヤも新しくなったことだし、それでは座喜味城へ。

まずは、お目当ての、美味しいと噂の 鶴亀堂ぜんざい店へ。

紅いものぜんざいが店のおすすめらしいけど、はじめの一歩は スタンダードな琉球ぜんざいで。予算的にも(笑)


美味しい。お豆の甘味がなんと優しい。癒されるわ♪

そして、座喜味城を散策。



この日は3.11。


リアルタイムでの追悼は無理だったけど、そして、ここまでの展開でかなり疲れて落ち込んでたけど。
太陽の位置から東の方角へ、そっと思いを馳せる。



傍らを団体客がゾロゾロ歩いていく。
若い女性たちとおじさん達が、和気あいあいと、互いに互いをカメラに収めている。

他愛のない光景。
いいな、と思う。


大平洋。

なんて平和なんだろう。


この日泊まる宿に電話を入れ、もう疲れたので、チェックイン時間を早めてもらう。

しばらく城を散策して、宿へ向かったのでした。

伊良部島~強烈・「鍋底」

2014年04月05日 | 日記
さて伊良部島の続き。

紙漉きのあと、通り池あたりを案内してもらいました。


ガイドさんは、見た目はすっかり地元の人のようだったけれど、実は本土の出身だそう。
どんな土地でも、移住されてきた人のお話はとても興味深く、このガイドさんが伊良部島に根を下ろすまでのストーリーと、それにまつわる場所にも連れていってもらったり。
ご本人はご苦労されてるのですが、お話は、聞いていてワクワクしちゃいました。

そしてこんな案内をしていただけたのも、相手が私ひとりだったからでしょう。なんて貴重な。


そして通り池。

池までの遊歩道入り口に駐車場。
ここでガイドツアーもしているらしく、窓口のテント。

琉球石灰岩のゴツゴツした岩場に設置された遊歩道を歩いて、通り池へ。

ごめんなさい、画像ないです。


深く青い水を湛えた、静かな池。
底部で海とつながっており、ダイビングで海と行き来できるし、潮位によってはカヌーでも海から入れるそうです。

ここが、龍の目にたとえられ、ここを先頭として島のギザギザな海岸線が、龍の身体とされている…そうですが。

ガイドさん、ここよりも、「鍋底」という場所がイチオシと言います。
そりゃ、見てみたいじゃないですか、どんな場所か全然知らないけど(笑)


「じゃ、鍋底に行きましょうか」

そこから更に、遊歩道を行きました。
途中、あずま屋から先、何故か もとあった遊歩道が撤去されてましたが、ガイドさんは、構わず岩場をスタスタ歩いて行きます。
ワタシ、ついていきます。

足場はどんどん悪くなり、手を使ってつかまりながら進むところも。
トレッキングの服装でよかった。先が尖った琉球石灰岩が、服に引っ掛かる。(別の場所でジーンズを破いた)
そして、着きました。

鍋底。


撮った画像のなかで、これが角度的に あまり強烈でなかったの。

眼みたいでしょ。

もろ、睨まれてるみたいに撮れてる画像もあったけど、怖いから載せない(笑)

ワタシ的には、通り池よりも こっちの方が龍の目という印象です。

天井(?)部分。


岩場が陥没したような場所で、やはり底部で海とつながってます。通り池と違うのは、波が打ち寄せて、まるで呼吸をして生きているような場所だということ。


島のおばあ は、ここで泳ぐそうです。

その行為が、日常的な禊のような、ちょっと意味が違うけど、そんな意味もあるらしく。

岩場の、人がひとり潜れるくらいの穴を通る、これが、産道を通るのと同じ意味を持ち、そうして 岩を伝って下に降りて泳ぎ、また岩を伝って上がってきて、


この岩は

風の神様。ここで呼吸を貰う。

次に

この穴は火の神様。ここに入って体温を貰う。

それから、画像無いけど、力岩というのがあり、力を貰う。

その一連の行為が、生まれ変わりを意味するそうです。


鍋底の中には

矢印で示した岩は、立ち会いの神様。

ここで人が生まれ変わりをするのを見守ってるそうです。


と、結構 垂直な岩場に取り付きながら解説を聞く。
ガイドさん、立ち上がる。
戻るのかと思いきや、岩場を下る~( ̄▽ ̄;)


ついていく!

ここまで接近!

やっぱり強烈。


目の縁が赤く見えるのがリアル…
成分的には、鉄分かなにからしいですが、これも、人体の内部(子宮とか)を意味する色らしいです。


ここで岩場に取り付きながら、しばし打ち寄せる波を眺め、この場を味わいます。
ここだけに限ってなら、不思議と気持ちが安らぐ場所でした。


さて、下りたら上がらないといけません。

ガイドさん曰く、うまく足を置いたりつかまったり出来ると。
そして先だってスルスルと岩場を登るガイドさん……


私も、ついていきます。行くのですが…


ほとんど ロッククライミング。

い、命綱とかさ…つけた方がいいんちゃうん?

そんなのありません。てか、ガイドさんはサンダル履きでスルスル行くし~。


「そこに左足のせて、上につかまれるところがあるから」
と、教えてくれるのだけど


こ、怖い~~~っつ!

怖くて身体がすくむっていう体験を、初めてしました。


が、


上がらないといけません。
そうしないと生きて帰れません。

思いがけない、恐怖心克服体験。

もう半泣き。

えいっ!

上がれた~( ;∀;)



この瞬間、ある意味生まれ変われたかもしれないと思ったワタシでした。



島のおばあ、いつもここを登り下りしてるなんて。

スゲェ…


最終のフェリーで宮古島に戻りました。

あまりに強烈な体験でした。


宮古島に、石庭というパワスポがあると聞いていて、行こうと思ってたのだけど。

鍋底の体験があまりに強烈で、パワスポはもう充分、石庭は行かなくていいや、と思ったことでした。