昨年のブログで取り上げたニコンのズームレンズ「Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)」ですが、ずーっと防湿保管庫に眠っていましたので、風を当てることと、ちょっと気になったので使ってみました。
11月中旬になり、松江城の木々が紅葉しています。毎週、仕事で松江に行きますが、日に日に紅葉が進んでいます。16日の土曜日午後、天気は上々、1時間早めに我が家を出て、会議の前にみちくさです。
逆光は厳しいです。
絞りは開放まではしないものの、レンズの癖を見るために開き気味です。このカットはいい感じで背景がぼけています。
望遠端では二線ボケ傾向。
こちらも変なボケ。
次に城山稲荷神社へ。ここはかなり暗いので感度を1600に上げて開放です。
絞り開放なのでピント合わせがシビアです。ちょっとピンぼけもあります。
最後に城山西側の散策路で紅葉いろいろです。今度は絞りはf/8くらいに絞っています。これくらい絞るとシャープネスはしっかりとあります。
葉の隙間から漏れてくる光にはハロー気味。最新のレンズには負けています。
Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
28mmから105mmという常用の範囲をこれ一本でカバーできるのは有難い。もうちょっと広角側に広くできるともっと便利かな。絞り開放は辛いけど、お散歩、小旅行でスナップ感覚で絞り気味にしてカメラ側で感度を上げればそこそこ写るので合格点。
鏡筒が小さくコンパクトにまとまっているので持ち歩きに便利です。フォーカスリングの回転角が小さいのでマニュアルフォーカスは困難。基本オートフォーカスで使いましょう。
それに、このレンズ、絞りリングが付いています。私の使っているレンズはすべて絞りリング付き。写真は絞り優先で撮影すべしとの観念があるので、左手で絞りを設定して被写体へ向かう癖が付いています。
で、先般ニコンから発表された新一眼レフDfに興味があります。D700では右指で絞りを設定することにずっと違和感がありました。Dfならばレンズに付いている絞り羽根を絞りリングを回して設定する。極めて合目的な操作性なのでちょっと食指が伸びています。カメラ本体がコンパクトで軽いので、レンズも今日使ったような小さめな方がバランスが良いでしょう。問題は価格。1年くらい価格動向と操作性に対する評価が固まってから、どうしようか考えよう。