蟹沢孝夫のブログ

「ブラック企業、世にはばかる」の著書を持つ、キャリア・カウンセラー蟹沢孝夫のブログ。

勝者総取り、ではなく、利益を分け合うことこそがカジノの神髄

2014-07-09 23:22:35 | 日記
観光立国推進と経済再生のためにカジノを合法化しよう、などという流れが起きている。
2008年大阪五輪誘致失敗で草ボーボーになっている大阪市内の人工島「夢洲」だったか?をカジノにしようという話もあるとか。

むろん、東京や横浜も立候補してるわけで。

でもこの手の話、誘致に成功した地元自治体にだけお金が落ちるシステムで、いいのか。

迷惑施設の1つである原発の場合、立地自治体だけでなく、周辺自治体にもお金が落ちるシステムが組まれている。カジノについても、立地自治体が周辺自治体と利益を分かち合うシステムにしてはどうかと思うのだ。

原発の場合、風評も含めた安全リスク増加(対策費用増加)のため、周辺自治体にもお金を落としているのだ。

ギャンブル依存症や、ギャンブル都市特有の問題解決は、周辺自治体にも影響する。ぜひ検討してほしいものだ。