蟹沢孝夫のブログ

「ブラック企業、世にはばかる」の著書を持つ、キャリア・カウンセラー蟹沢孝夫のブログ。

終わりの始まり

2010-12-23 10:28:05 | 日記
私がかつて散々お世話になった、某スカウトサイトが、来年ひっそりとその歴史的使命を終えるらしい。
まだプレスリリースしてないので、ここでは名前は書かない。
ま、利用者数も減って、投資もできず、使い勝手も悪い悪循環からして、やむを得ずといったところだろう。

私から言わせてもらえば、厳しいことを言うようだが、サイトを閉じるんだから、人員もきっちり削減しなければダメ、ということだ。雑誌を休刊したのに人員を残す出版社みたいなことをやってはダメ、絶対。

あ、別に結婚情報サイト1周年ってでかでか広告出してるとこかって?それはノーコメント。

一方、先日、日経にちょろっと転職市場回復なんてニュースが出ていたが、マジで実感なき景気回復の最たるもの。
一部の勝ち組がいるのかどうかはさておき、全体としてはこのビジネスマジダメかも…。

碓井稔さんの思い

2010-12-21 13:12:54 | 日記
セイコーエプソンの社長、碓井稔さんのインタビュー記事が昨日の日経に出ていた。

東大工学部を出て某大手メーカーAに入ったが、職場の先輩が、自社が巨大メーカーとなっていく過程を嬉しそうに話しているのを聞いて、既に巨大メーカーになったこの会社ではつまらなそうだと直感し、半年ほどで辞めてしまったという。

もちろん、実家近くの信州精器(その後、セイコーエプソンに統合)に内定をもらって転職したそうなのだが、A社の人事部には、終身雇用のうちをなぜ辞めるんだといわれ、説き伏せるのが大変だったらしい。まあ、実家の事情でと言ってすんだらしいのだが。

でもこのA社ってどこだろう。さすがに日経の記事なので先方に慮って伏字なんだろうなと思ったが、ネットで調べたら本当はB社であったようだ。昨年来、日本を滅ぼそうと画策した某政党党首の資金源となった会社のようだ。

それにしても、世界のイシバシ社を蹴って、無名の中小メーカーを世界のエプソンまで持っていたのは驚嘆する限りだが、新聞で若者を鼓舞するだけじゃなくて、ぜひ数千万も年収を稼がれているのだろうから、私財を以て若者を鼓舞する活動にまっとうしていただけないだろうか。

話は変わるが、
世に有名なビジネス作家コンソーシアムが、本の印税の一部を発展途上国に寄付するということをしているが、それなら日本の若者を救う活動をやったらどうだろう。

あるいは、最近はやりの、一票の格差反対全面広告みたいに、

「ダメ!既卒差別! ダメ!厳格解雇規制! ダメ!派遣規制厳格化!」

みたいのやったらいいのに。ぜひ、岩崎夏海さん当たりも、あり余るお金で、どうですかね。
あ、水嶋ヒロさんも、ぜひお願いします(笑)。

同報性

2010-12-16 10:33:26 | 日記
あるクライアントで、エージェント群とのやり取り(求人情報等)をメーリングリスト化して送ってくるところがある。
別にかまわないと言えば構わないのだが、それに対してエージェントから返事をするのもML上で行っている人がいる。

まあ、質問であれば、聴衆の一人がみんなに聞こえるように質問して、みんなに聞こえるように答える、という話なのだろうが、個人的なやりとりや、各社のやりとり(○○氏の進捗が…とか)まで、ML上でやるのはいかがなものか、と思う。