
室町一丁目は、昭和7年に、「旧室町一丁目・二丁目」等の町が合併して、室町一丁目となりました。
日本橋魚河岸【にほんばしうおがし】、呉服屋【ごふくや】、両替店【りょうがえてん】が栄え、現在にまで至り、老舗となっている店も多く、商業・金融の中心地となっています。
宝町一丁目内にある「三越【みつこし】」は延宝【えんぽう】元年(1673)に越後屋号【えちごやごう】で旧本町一丁目に店を出し、「店前現銀無掛値【たなさきげんぎんかけねなし】 」の看板を掲げ、現金による正札【しょうふだ】販売商法と、切り売り商法の新商法によって今日になすまで、室町と三井家とは、呉服屋、両替店の経営から、明治以後の室町一帯は三井系列の会社とともに成長を遂げてきた、といってよいほどです。明治37年「三井の越後屋【みついのえちごや】」を二字につめて「三越【みつこし】」と改めたといわれています。
町会の該当区域は、日本橋室町一丁目全域となっています。
総勢300名の担ぎ手により宮入を行います。大神輿【おおみこし】は昭和13年、後藤直光【ごとう なおみつ】作です。大きさは2尺8寸、平屋台【ひらやたい】、三方胴羽目【さんぼう どうはめ】です。
扇木【おうぎ】や厚手の鋳物【いもの】、彫金【ちょうきん】で細工され、木彫【きぼり】を施さない神輿です。鳳凰【ほうおう】の翼が大きく、首が長いことも特徴の一つです。日本橋の橋の上や、三越本店前での神輿ぶりは大興奮!
必見です!!