なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キキョウソウ(キキョウ科・キキョウソウ属)一年草

2018-06-12 19:11:13 | 草花
 愛知川河川敷の草原の中に、キキョウソウが咲いているのを見つけました。
荒神山では、見ていたのですが、こちらで見つけたのは、初めてです。
紫色のいかにも和風な感じの花ですが、この花は、北アメリカ原産の帰化植物だと
いうことです。
5月頃までは、閉鎖花を形成し、6月になると、葉腋に段々に花を開いて、咲き上がって
いきます。別名ダンダンキキョウとも呼ばれます。
果実が熟すと、中央に窓のような穴が開いて、種を零すのですが、この日は、はっきり
撮れませんでした。





















オオキンケイギク(キク科・ハルジャギク属)多年草

2018-06-11 15:18:04 | 草花
 過去には、観賞用や道路の法面緑化に使われ、よく目にした花ですが、平成18年に
特定外来生物に指定され、栽培が禁止されてから、あまり見かけなくなりました。
愛知川の河原で、野生化したものの一部でしょうか、鮮やかな黄色い花が目に入りました。
キク科のコスモスに似た形の花で、直径5cmぐらいでした。
花びら(舌状花)は8枚ほどで、先端が不規則にぎざぎざしています。
キバナコスモスに似ていますが、花期、および葉の形が異なっています。






























カラスムギ(イネ科・カラスムギ属)越年草

2018-06-10 14:56:28 | 草花
 愛知川の河原で、頴果の熟したカラスムギに出合いました。
大きな包頴が、カラスが嘴を開いたように見えるのでカラスムギというのかしら・・。
それとも、頴果が黒く熟すのでカラスムギというのかしら・・と、長いこと勝手に思い
込んでいましたが、違っていました。
カラスムギとは、人の食用に適さない麦という意味だそうです。
 中から覗いている護穎には、粗い長毛があり、背面に暗褐色の屈曲した長い芒をつけて
います。穂から脱落すると、この芒が、乾湿運動によって、屈曲点を軸に回転を繰り返し、
頴果は土壌に押し込まれる・・との説明を読んで、そのしくみに感心しました。

























ホソムギ(イネ科・ドクムギ属)多年草

2018-06-09 13:47:34 | 草花
 曾根沼公園の遊歩道の周囲にたくさんのホソムギが生えていました。
丁度開花中のもあって、黄色い葯を風にひらひらさせて、花粉を出しています。
ホソムギは、ネズミムギと違って小花に芒がありません。小穂の小花の数も、ネズミムギより
やや少ないということです。自信はないのですが、一応これはホソムギだと思いました。
雑種のネズミホソムギというのもあるということです。
雌しべが見えないかな・・と、がんばってみましたが、やっと1個だけ撮れました。



































ハナヤエムグラ(アカネ科・ハナヤエムグラ属)1~越年草

2018-06-07 20:21:30 | 草花
 今日は、久しぶりに曾根沼へ行ってきました。
昨年、初めて見つけたハナヤエムグラが、まだ咲いているかなあ・・と、探してみましたが、
幸いまだ可愛い花をたくさんつけて、いっぱい生えていました。
それでも、夏草が伸びてきて、他の雑草に埋もれてしまいそうでした。
ハナヤエムグラは、茎の基部で多数枝分かれして、地を這い、枝先が立ち上がって花を
つけています。草丈は、20cmあまりで、花の大きさは、4mmほどの漏斗形です。
淡いピンク色をしていて、花冠が4裂しています。雄しべは4個、雌しべの花柱は2個です。
葉は、狭披針形で、6枚が輪生していました。細かい毛が生えています。