なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ワルナスビ(ナス科・ナス属)多年草

2017-07-05 14:46:15 | 草花
 見るからに痛そうな刺だらけのワルナスビです。茎にも葉裏の主脈にも長い刺が生えていて
うっかり触れることも出来ません。
 花は、直径2cmの淡紫色、または白色です。花冠は浅く5裂していて皿状に開いています。
 アメリカ東部原産だそうですが、今や世界中に帰化している嫌われものです。
圧倒的な繁殖力と毒性から、恐れられています。日本へは、昭和初期に渡来したそうです。
 この写真は、曽根沼公園の遊歩道脇で、撮ったものですが、帰りに、耕作されていない田に
群生しているのを見かけました。



































マサキ(ニシキギ科・ニシキギ属)常緑低木

2017-07-03 19:38:58 | 樹木
 「マサキに花が咲いてるの知ってる?」・・連れ合いにそう言われて見に行きました。
緑白色で7mmぐらいの小さな花が、数個ずつ集まって咲いていました。
4個の花弁は反り返り、雄しべ4個が花盤のふちについています。雌しべの柱頭は何個かに
裂けているようですが、よくわかりませんでした。
花盤からは、蜜が出ているのか、ここにもアリが集まってきていました。
11月~1月にさく果が熟すと、4裂して、中から赤い仮種皮に包まれた種が出てきて、
すぐには落ちず、ぶら下がるということです。見られたら、その様子も、ぜひ見たいものだと
楽しみにしています。



































コバノカモメヅル(ガガイモ科・カモメヅル属)つる性多年草

2017-07-02 13:14:33 | 草花
 曽根沼のほとりに、コバノカモメヅルの生えている場所があります。
ブロ友さんが、この花を載せておられたので、ここでも咲いていないかと、見に行きました。
沼べりの柵や蘆の茎に巻き付いて、5株ほどが、花を咲かせていました。
 葉は対生して、葉柄があり、広披針形で、先が尖っています。花は、葉腋から出る花柄の先に、
ほぼ散状に数個がつき、開いているのや、蕾のものがありました。
 全ての花後に実が出来る訳ではなく、実になるのは、ほんの数個だということです。
9月頃まで、根気よく観察を続けたいと思います。









































アカメガシワ(トウダイグサ科・アカメガシワ属)落葉高木

2017-07-01 17:15:10 | 樹木
 荒神山の山裾には、何本も背の高いアカメガシワの木が生えていて、今の時期、雌株の雌花序が
目立っています。
 高い木では、近寄って撮れないので、フェンス脇の低い木で、雄株の雄花、雌株の雌花を撮ることが
出来ました。雄花は、少し以前から、先に咲いていましたので、今は咲いていても、数が少なくなって
います。果実は、8月中頃に熟して、3裂し、黒い種が出てきます。
 葉の基部には、蜜線があって、丁度蟻さんがお食事中でした。