なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ミツマタ(ジンチョウゲ科・ミツマタ属)落葉低木

2018-04-03 15:30:43 | 樹木
 ハナノキを見た後で、百済寺へ寄って、ミツマタの花を撮ってきました。
百済寺には、たくさんのミツマタの木が生えています。ミツマタは和紙の原料として知られていますが、
特に紙幣は、ミツマタを原料に作られているとのことです。
 枝が三つ叉に分かれて伸びることから、この名がついています。枝先の円い頭状花序には、小さな花が
30~50個もついています。花は、両性で、花弁はなく、萼が目立っています。
萼筒の長さは、1~1.5cmほどあり、先端で4裂しています。萼片の内側は鮮黄色、外面には、白い
絹毛が密生しています。雄しべは、4個が口部から覗いていますが、内側にも4個あって、合計8個と
いうことです。雌しべも内側にあります。