どうしても、どうしても

この、ピンクの型染め小紋を着たくて、
塩瀬に刺繍の、蝶の帯とともに、準備していたのだけど。
朝、起きたら陽射しが強めで、
最高気温、24℃の予報が。
そこで


帯を白系に替えてみることに。
きぬたやの総絞りです。
ところが、この帯を眺めているうちに


道明の帯締めを締めてみたい!)と思いつき、
そうなると、ピンクの型染めはうるさくなるかなあと思い直して

まだ袖を通していない、単衣の黒地小紋に合わせてみたら
我ながら、とってもしっくり

帯揚げはむら田さんの、薄いブルーにベージュピンクの絞り。
結局、当初こだわっていたピンクの小紋はあっさりあきらめ


こんな着姿になりました。
置き撮りのときの方が、帯締めがもっと目立ったのだけど……。
みなさんは、どれがお好みですか?

さてお襦袢は、この黒い小紋に合わせて誂えた、金茶に大き目疋田絞り。

袖丈、一尺四寸です。
久々に、上半身・横・後ろを撮ってみました。

「帯締めが、着姿の要」とおっしゃる先生もいて
私もそう思っているものの
実際には、帯締めから選ぶというのはなかなかできず……
今回、帯締めを主役にして選んでみたら、
きものも帯も、がらっと変わって、とっても新鮮。
この一揃いで、三井記念美術館で開催中の松平不昧展へ行きました。
次回、簡単なレポをアップしますね。