
懐かしいなあ……!
というのも、もう7年くらい前になるかと思うのですが、
免疫関係の取材で、とある大御所の先生にお会いしたのがこちらの研究棟。
専門的なお話で、当時の私はついていくのがやっとだったけれど、
とても勉強になったし、何よりその先生の熱心さが伝わってきて
基礎研究の面白さにも気づかされたりして、
今でもずっと、良い記憶として残っています。
さて、今回は別の先生ですが、会いに行くにあたり……
人となりを、見た目だけで判断してはならないとわかっていても、
どうも、事前に目を通した論文に載っていたお写真が
“ど”がつきそうに真面目なご様子だったので、


季節のモチーフを入れずにコーディネートしました。
スーツ着物に、アーガイル柄の八寸。
帯揚げのスカイブルーと、帯締めのフューシャピンクで春を。
(ちょっとポップというか、キッチュな感じもしなくはないですが)
上半身と後ろはこんな感じです。

取材先の先生、確かに最初は堅い感じだったのですが、
話をしていくにつれ打ち解けてきて、
最後にはなぜか「いいお話を聴かせてくださり
ありがとうございました」と言われました……。立場が逆?
同行の編集者が、この分野の取材歴が長く、
オフレコ的な話で盛り上がったからかな。
きものの話題は出なかったのですが、
ほのぼのした、まさに「春」のような雰囲気で取材が終わり、良かったです。
取材後、駅ビルのパーラーで、編集者と構成の打ち合わせ。

こちらもみずみずしい、「春」限定スイーツ。ごちそうさまでした。