北朝鮮戦

日曜日に行われた東アジア選手権、
日本代表対北朝鮮戦は、
自宅のテレビで見た。

後半しか見なかったが、
印象が強かったのは、
鄭大世の体の強さと、
がむしゃらさだった。

北朝鮮は、彼ひとりを前線に残し、
十人でゴール前を固める。
北朝鮮がボールを奪うや、
前線に残る彼を目がけて、ボールを放つ。
ここからが、彼の真骨頂だ。

恵まれた体を生かして、
寄せてくるディフェンダーをけちらし、
がむしゃらに前へ、ゴールへと向かう。
ゴールが見えると、すかさずシュートを放つ。
「敗けてなるものか！」

その強い気持ちの迫力は、
テレビ越しにも伝わってくる。

恐ろしい。
こういう選手がいるチームは、強い。
今年の川崎は、手強い。

鄭大世がいて、中村がいる。
フッキが戻った。
山岸が移籍してきた。
ジュニーニョもいる。川島もいる。

今年の川崎は、大いに手強い。