植え替えについて
※植え替えは なぜ行うか?
盆栽は限られた鉢の中でしか根が成長できないないため
種類によっては一年で、遅い場合でも10年程度で 土を入れ替えないと
真夏の水やりが困難になり、枯死する可能性が高まる。
剪定や針金かけ等により 正面や角度が変わってしまう。
またその時の育て方の変更により スピードを求めるとき。または逆に老化を求める時。
盆栽の持ち主が変わったり、置き場所の変更があり 水やりの環境変化により維持管理が困難なとき。
植え替えの注意点
健康な状態であるかどうか。 その種類にとって適した時期であるかどうか。
植え替えは 人間にたとえるならば、胃腸の外科手術と同じ、古くなった根を切り取り、
新しい根が育ちやすい環境にすることにより、木が若返り、ゆえに100年を超す盆栽がある。
可能な限り 短時間で。そのために 準備は完全に整える。(次の鉢 土 固定等アルミ線 底網 道具 水平の作業台)
作業手順
1 上根をかき出す。(根張りを出す)
場合により金属の道具も使うが、先をとがらせた竹箸などで ていねいに掻き出す。
根張りより高くなってしまう部分は可能な限り切り取る。
2 下の部分をほぐす。
角度が変わる場合は 上にはみ出る部分、下にはみ出る部分を先にほぐす。
太い根が出てきた場合 切らずに残しておく。
3 周りをほぐす。
1,2、で残しておいた太い根野所在を確認して細い根と立て替えられるところで 太い根を短くする。
または元から切り取る。
下に落ちた土や根の量が半分以上になったら 残る根のことを考えて さらに慎重に。
金属の道具はなるべく避けて箸などで すすめ、はさみも 根の切り口がきれいだと成長も早いので
切れる鋏を使用する。
大まかに根を切り一度 次に植える鉢に乗せ 前後左右底 の隙間の確認をする。
問題なければ 全体の根をしっかり切る。
4 選んだ鉢にもよるが ゴロを敷き 次に 植え土をほぼ中央を盛るように敷く。
次の正面を見据えながら 気持ち抑え込むように植えこむ。
前から、左右の位置と傾き、横から ほぼ中央に位置しているか、前後に傾いていないか、 を確認する。
問題がなければ、針金で抑える。
植え土を入れる。
少し低めの位置まで土を入れたら、箸2本で 土が入っていないところがないか 確かめながら
土を入れる。
最後にもう一度前、横から 正面、角度、位置が間違っていないか確認。
5 水やり。
最初の水やりは、水をやり始めると、下から濁った水が出てくるが、
それが澄むまで 溢れさせないよう、植え土が動かぬよう丁寧に何度か水やりを続ける。
下から出てくる水が澄んだら 終了。
春の植え替えでも秋だとしても 可能なら 朝日が当たり夕方はかげる場所が望ましいが、
元場所しかない場合は、規則正しく与えられるなら葉水も有効。
最初の1か月くらいは根元の元からある土の部分の渇きを見て水やりの判断にするとよいでしょう。
※植え替えは なぜ行うか?
盆栽は限られた鉢の中でしか根が成長できないないため
種類によっては一年で、遅い場合でも10年程度で 土を入れ替えないと
真夏の水やりが困難になり、枯死する可能性が高まる。
剪定や針金かけ等により 正面や角度が変わってしまう。
またその時の育て方の変更により スピードを求めるとき。または逆に老化を求める時。
盆栽の持ち主が変わったり、置き場所の変更があり 水やりの環境変化により維持管理が困難なとき。
植え替えの注意点
健康な状態であるかどうか。 その種類にとって適した時期であるかどうか。
植え替えは 人間にたとえるならば、胃腸の外科手術と同じ、古くなった根を切り取り、
新しい根が育ちやすい環境にすることにより、木が若返り、ゆえに100年を超す盆栽がある。
可能な限り 短時間で。そのために 準備は完全に整える。(次の鉢 土 固定等アルミ線 底網 道具 水平の作業台)
作業手順
1 上根をかき出す。(根張りを出す)
場合により金属の道具も使うが、先をとがらせた竹箸などで ていねいに掻き出す。
根張りより高くなってしまう部分は可能な限り切り取る。
2 下の部分をほぐす。
角度が変わる場合は 上にはみ出る部分、下にはみ出る部分を先にほぐす。
太い根が出てきた場合 切らずに残しておく。
3 周りをほぐす。
1,2、で残しておいた太い根野所在を確認して細い根と立て替えられるところで 太い根を短くする。
または元から切り取る。
下に落ちた土や根の量が半分以上になったら 残る根のことを考えて さらに慎重に。
金属の道具はなるべく避けて箸などで すすめ、はさみも 根の切り口がきれいだと成長も早いので
切れる鋏を使用する。
大まかに根を切り一度 次に植える鉢に乗せ 前後左右底 の隙間の確認をする。
問題なければ 全体の根をしっかり切る。
4 選んだ鉢にもよるが ゴロを敷き 次に 植え土をほぼ中央を盛るように敷く。
次の正面を見据えながら 気持ち抑え込むように植えこむ。
前から、左右の位置と傾き、横から ほぼ中央に位置しているか、前後に傾いていないか、 を確認する。
問題がなければ、針金で抑える。
植え土を入れる。
少し低めの位置まで土を入れたら、箸2本で 土が入っていないところがないか 確かめながら
土を入れる。
最後にもう一度前、横から 正面、角度、位置が間違っていないか確認。
5 水やり。
最初の水やりは、水をやり始めると、下から濁った水が出てくるが、
それが澄むまで 溢れさせないよう、植え土が動かぬよう丁寧に何度か水やりを続ける。
下から出てくる水が澄んだら 終了。
春の植え替えでも秋だとしても 可能なら 朝日が当たり夕方はかげる場所が望ましいが、
元場所しかない場合は、規則正しく与えられるなら葉水も有効。
最初の1か月くらいは根元の元からある土の部分の渇きを見て水やりの判断にするとよいでしょう。
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