以前から一度歩いてみたいと思っていた、黒部の下の廊下を歩いてきた。紅葉には一歩早かったがそれでも部分的には十分きれいなところもあり大満足のトレッキングだった。帰ってきて遅ればせながら吉村昭の「高熱隧道」を読み、黒三建設にかける先人の苦労をしのんだ。
下の廊下
10/20
朝に函館を出て、新幹線を乗り継いで長野、そこからバスで扇沢駅へ行き7月にも乗った関電トンネルトロリーバスで黒部ダムへ。ロッジくろよんのテン場で前泊。
【今年でラストイヤーのトロバスに再び乗車】
【黒部ダム堰堤からの下の廊下】
【ロッジくろよんの紅葉】
【テント場は前泊の人でいっぱい】
10/21
4:40 ロッジくろよん
5:00 黒部ダム
7:10 内蔵助谷
9:50 黒部別山谷
10:50 白竜峡
12:00-12:15 十字峡
13:20 S字峡
13:50 仙人ダム
14:40 阿曽原温泉小屋
【下の廊下らしくなってくる】
【新越沢合流点付近】
【整備した方々には頭が下がります】
【前半の難所、白竜峡】
【白竜峡を抜けると少し穏やかになる】
【十字峡 右下方から左上方が黒部川本流、右上方から棒小屋沢が左下方から剣沢が流れ込む】
【S字峡】
【仙人谷ダム 専用軌道の鉄橋と水圧鉄管】
【専用軌道仙人谷駅】
【阿曽原温泉のテン場は足の踏み場もないほど】
【翌朝は皆さんが出発した後に温泉独り占め】
10/22
7:45 阿曽原温泉小屋
9:50 オリオ谷
11:30 志合谷
13:50 欅平
【阿曽原温泉小屋】
【早速水平歩道らしく】
【本当に「水平」に道がつけられている】
【こんなところによく道をつけたものだとつくづく思う】
【奥鐘山
【水平歩道の真骨頂】
【コの字型に岩をくりぬいて道がつけられている】
【志合谷 谷をトンネルにて迂回する箇所】
【トンネルを抜けて谷の対岸から 中央ちょっと右の黒いところがトンネル入り口】
【水平歩道と岩の割れ目で十字架のように見える この下の方に志合谷宿舎の遺構があるはず】
【歩道の建設当時の打ち込みボルトの残骸 ここに丸太を渡して道にしたらしい】
【最後まで水平歩道らしい道だった】
【後立山 不帰の嶮~白馬鑓】
【旧日電歩道、水平歩道 よく歩きました】
【ゴールの欅平駅】
【帰りの黒部峡谷鉄道トロッコ列車】
10/23
宇奈月温泉で1泊して帰函