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超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

驚異の観測精度で立体化された火星の極冠

2009年02月27日 19時54分35秒 | Weblog
火星到達から5年を過ぎたいまも現役の火星探査機「Spirit」と「Opportunity」は、毎日貴重なデータを地球に届けてくれる。だが、彼らの前にももちろん火星探査機は存在した。そのひとつ、火星の極軌道を9年間に渡って周回した「Mars Global Surveyor」が得たデータをもとに作成された3D画像が、今回紹介する1枚である。

Mars Global Surveyorにはいくつかの観測装置が取り付けられていたが、その中でも赤外線レーザー照射による地表の測定を行ったMORAは、科学者たちにすばらしいおくりものを届けてくれた。空間解像度1km、垂直精度5 - 30mという「前例のない正確さ」で観測されたデータにより、氷の帽子をかぶった北極の表面が驚くべきリアリティを伴って現れたのである。

1997年に火星軌道に入ったMars Global Surveyorは、2006年11月に通信が途絶え、それきり音沙汰がなくなった。NASAは翌2007年4月にミッションの終了を宣言している。得られた数々の貴重なデータは、今後の火星探査ミッションに生かされることになる。


突然、機能回復してくれないかなぁ~。

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