理解が愛

人間は内面で、２つあるうちのどちらか一方を嫌い、

もう一方を良しとして、そちらに同化して生きています。

でも、

自分の中で何を否定して、

何を良しとしてそこに同化しているかは、自分ではわからないのです。

それがわかるためには、相手が必要になってくる。

相手を見ると、自分が何を嫌い、何に同化しているかがわかります。

例えば、

この人頑固でイヤな人だな〜としたら

自分は、自分の頑固さを嫌い、

素直に同化しているということことがわかります。

そうやって相手を通して自分を知っていくだけ。

それだけで、同化が外れる。

自分は頑固な自分を嫌ってるの？！

ダメダメダメダメ！！

自分は素直に傾いてるの？！

だから頑固な人が現れたの？！

ダメダメダメダメ！！

と、自分を否定してしまうのは違います。

自分を否定して人生上手くいくことはないし、

それは実践とは違います。

あ、私こんな風になってたの。

あ、そうなんだ。

とノージャッジでそのまま受け取る。理解する。

そうすることは、

自分の人生、生き方をまるごと肯定したということ。

自己否定からは何も生まれない。

目の前を通して、ただただ自分を知っていく。

ノージャッジで。

自分のことを理解する。

理解こそが愛なんです❣️

ジャッジできない世界

　

プラスは良い。

マイナスは悪い

人間はそう短絡的に判断・ジャッジをしてきたけれど、

実はその判断・ジャッジには何の意味もない。

何故なら、

プラスはプラスであり、マイナスでもあり、

マイナスはプラスであり、マイナスでもあるから。

どちらに転んでもメリット・デメリットがある。

自立が良いと思ってきた。

確かに自立は素晴らしい。

しかし一方で、自立すると感謝が出来ない人間になる。

何故なら、

やって当然、出来て当たり前と思ってるから。

自分で何でもやらねばと思っているから。

　

そんな人が病気で何も出来なくなって、

人に依存するしかなくなった時、

初めて周りに感謝が出来る。

やってくれてありがとう。

居てくれてありがとう。

　

そう初めて感謝を持つことができる。

だから自立が良いわけでも、依存が悪い訳でもない。

どちらもあって自分。

どちらが欠けても自分は存在できない。

相手の依存が許せないと思っても、

それは相手ではなく、自分の依存が許せないということ。

自分の内面には依存と自立、両方在るのに、

依存を嫌い、自立を良しとし、

嫌いな依存を隠して、良しとした自立を表向きに出して生きてきた。

そうやってアンバランスで生きているから、

バランスをとるために、

自分の中で嫌って隠した方が目の前に現れる。

だから相手は自分。

相手を通して自分を知っていく。

そしてその最も許せない、嫌いな自分は、

実は最も好きな自分、

最もやりたかった自分でもある。

どこかで本当は自分も誰かに頼ったり甘えたりして依存がしたかったのに、

それをダメとして、自立に傾いたから、

もっと依存していいんだよ〜と、

目の前があなたにメッセージを送ってくれている。

目の前はあなたへの愛のメッセージでもあるのです。

この世はバランス

プラスに傾いたらマイナスが浮上する。

プラスだけになろうはアンバランス。

アンバランスだから、

バランスをとるためにマイナスが現れただけ。

ただそれだけ。

目の前はバランスをとった結果。

なのに、マイナスが嫌だからまたプラスに行こうとする。

だからまたマイナスに引き戻される。

だからまたプラスに・・・

あっそうか、傾いてたんだ！

これだけでバランスに戻れる。

プラス思考の落とし穴

ちょっとだけ韓ドラの話から❣️

ネトフリで話題の韓国ドラマ

「マスクガール」

最後まで観たけど、めちゃくちゃ面白かった！！

全7話と短くて観やすいし❣️

その前は「ペントハウス」を観てましたが、

こちらはシーズン3まであって長かったけど、これも予想のつかない展開でめちゃくちゃ面白い！！

正直7話くらいまでは観るの止めようかと何度も思ったけど😏

その後からは毎日寝る間を惜しんで観てました😁

今日からは何観ようかな〜？

ここから今日の本題です。

良いと思ってきたプラス思考、ポジティブシンキング。

しかしプラスに傾けば、反転してマイナスになるのがこの世の仕組み。

幸せになりたい、成功したいと思えば思うほど、不幸や失敗が訪れる。

プラスに強く思えば、ある程度は行けるかもしれない。

しかし、

必ず同じだけのマイナスを体験しないといけなくなる。

例えば、

経済的には豊かでも、病気ばかりの人生だったり、

仕事では地位や名誉があっても、家庭はひっちゃかめっちゃかとか。

何故こうなるのか？

それはそのプラス思考が、

マイナスをベースにしたプラス思考だから！

今の自分はダメだから良くなりたいと思ってがんばっても、

また、自分はダメだに必ず引き戻される。

自分はダメだとわざわざ自分を落として、

わざわざ上げようとする（笑）

自分を下げなければ、上げようとしなかったし、

自分を上げようとするから、

下がった世界を見なくてはならない。

いじめについてはまた詳しく書きますが、

大概いじめっ子はプラス側。

プラスがマイナスをいじめてる。

　

親に見てもらえない、親は自分に無関心と思えば、

注目されるために、

何クソ根性で勉強して、良い学校、良い会社に入って関心を集めようとするか、

変な事件を起こして注目されようとするか（笑）

以前に仰天ニュースでやってた事件も、

親からも同僚からも好きな女性からも誰からも相手にされない、関心をもってもらえない、

そう思い込んだ男性は、

人混みの中に車を突っ込ませナイフで斬りつけるといった事件を起こした。

　

全ては注目されるため。

自分に関心を持たせたかった。

自分を見て欲しい、

その思い、そのプラス思考が変な事件まで引き起こす。

プラス思考が悪いわけではない。

でも良いということでもない。

ただ行き過ぎると・・・ということ。

プラスとマイナスが同じということがわかれば、

いじめもなくなる。

あらゆる事件、社会問題もなくなる。

当然、戦争もなくなる。

プラスとマイナス違うと思ってるから争える、戦える。

プラスとマイナスが同じなら争えない。

まだプラスが良いと思いますか？

良いも悪いもない

この世界は相対で出来ていて、

相対は表裏一体し、しかも同時に存在しています。

1枚の紙の一方を表とした時、

瞬間に裏ができます。

1秒後、2秒後に裏が現れるわけではなく、

それは同時です。

しかも表とした方を裏と言ってもいいし、

裏を表と言ってもいい。

つまり、

表も裏もない、同じ1枚の紙であるということ。

これが同時存在という世界です。

本当はこの世の中は、

良いも悪いもない、

良いも悪いもどちらも同じだったということです。

これは思考では絶対に捉えられない世界。

何故なら思考は分離しているから。

だからミロスは思考で解ろうとするものではなく、

その感覚を掴む。

お勉強が出来る出来ないではなく、

センスがあるかないか。

「そうなんだ、そういう風になってるんだ」

　

と素直に受け取れたら、

体験が起きます。

体験が起きるから、勝手に実践もついてきます。

いくら知識があっても、

体験でしか本当の理解はできません。

体験が全て。

体験するためには、

この話を理解するしかない。

理解とお勉強は違う。

理解とは、

「あっそうなんだ」

システムをシステムとして、

ただ素直にそのままを受け取る＝理解する。

理解したら実践が出来るし、

実践したら自分が理解してるかどうかがわかる。

理解と実践は、同じもの。

何度も読んで、この同時存在の感覚を掴んでみてください❣️