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朝の光(聖書の言葉)

「わたしである」(マタイ14:27)


「わたしである」


(マタイ14:27)


「イエスはすぐに彼らに声をかけて,

『しっかりするのだ,わたしである。

恐れることはない』

と言われた。」




「わたしである」

(ギリシャ語では,エゴー・エイミ)は

モーセの燃える柴(出3:14)の

神の顕現を想起させします。


燃える柴での神の顕現を

表わしています。


神の栄光の現われでした。



湖上を歩くイエスとこの言葉は,

イエスが普通の人間ではないことを

示しました。


彼はペテロに水の上を歩く力を与え,

風を恐れて沈みかけたペテロを助けました。


2人が舟に乗り移ると,

たちまち風がやみました。






燃える柴


(出エジプト3:2)

「すると主の使いが彼に,
現われた。
柴の中の火の炎の中であった。
よく見ると,
火で燃えていたのに
柴は焼け尽きなかった。」


ここでの「主の使い」は,神ご自身です。

ここで,神は「火の炎」として現れます。

「火の炎」は「神の栄光」の現われです。




こうした事態を目撃した弟子たちは,

「確かにあなたは神の子です」(33)と告白し,

イエスを拝しました。


これは,イエスにたいしての,

最高の告白でした。



☆彡


(マタイ14:22-33口語訳)

それからすぐ,
イエスは群衆を解散させておられる間に,
しいて弟子たちを舟に乗り込ませ,
向こう岸へ先におやりになった。
そして群衆を解散させてから,
祈るためひそかに山へ登られた。
夕方になっても,
ただひとりそこにおられた。
ところが舟は,
もうすでに陸から数丁も離れており,
逆風が吹いていたために,
波に悩まされていた。
イエスは夜明けの四時ごろ,
海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。
弟子たちは,
イエスが海の上を歩いておられるのを見て,
幽霊だと言っておじ惑い,
恐怖のあまり叫び声をあげた。
しかし,イエスはすぐに彼らに声をかけて,
「しっかりするのだ,わたしである。
恐れることはない」と言われた。




(マタイ14:28-33)

するとペテロが答えて言った,
「主よ,あなたでしたか。
では,わたしに命じて,
水の上を渡ってみもとに行かせてください」。
イエスは,
「おいでなさい」と言われたので,
ペテロは舟からおり,
水の上を歩いてイエスのところへ行った。
しかし,風を見て恐ろしくなり,
そしておぼれかけたので,彼は叫んで,
「主よ,お助けください」と言った。
イエスはすぐに手を伸ばし,
彼をつかまえて言われた,
「信仰の薄い者よ,なぜ疑ったのか」。
ふたりが舟に乗り込むと,
風はやんでしまった。
舟の中にいた者たちはイエスを拝して,
「ほんとうに,あなたは神の子です」
と言った。


2020-07-23

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